Poizon of rose

蜜×毒なイラストとかOJとか

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ロックに免じて許したぜ「家族のうた」#8

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さて、感動の最終回。

事務所をやめたので社宅を出て行かなければならない。
営業も自分でやらなくちゃいけない。
ぶーたれつつも物件探しや営業に勤しむ正義の姿は、もはや初回とは別人だ。

「相談があるんだけど」と陸に言われれば「うん、なんだよ」とまともに反応するし、
うじうじしてる秀じいに自分から発破かけるし。
子供を捨てた秀じいと、親に捨てられたこころちゃん双方に目配りしてるし。

そして、前々回、前回と、自分以外の誰かのために走り、激怒し、頭を下げる事を覚えた正義は
ここにいたってついに!ついに自分からおせっかいをするに至ったのである。

わざわざイチゴ農園まで出かけていき、断じて父親を許さないといきまく息子に
「ムカついてるうちは他人じゃないんじゃないの」
と冷静に突っ込む。
こころちゃんを失うのが嫌で黙っていたミツキちゃんの心情を思い遣り、黙って肩ポンしてやる。
そして頼まれごとに「めんどくせえなあもう!」と喚いたあとで、慌てて
「めんどくせぇってのは、いいよーっ!っていう意味なんだよっ(///)」
とフォローを入れる。

誰? これ、誰?(笑)

これまでの7回で、子供たちと秀じいとミッキーその他に支えられて乗り越えてきた家族の問題の、総決算みたいな
「秀じい&息子」「こころ&お母さん」問題に、真っ向から取り組んじゃう正義。
そこにかつての「わがまま勝手な元ロックスター」の面影はない。

「拒否されたってなあ、ボコボコにされたって何度でも行けよ。しがみつけよ。
それができないのは、息子の恨みを受け止める覚悟ができてないからだろうが。
あんたこの先俺達を息子のかわりにして自分慰めながら生きていくつもりかよ」

う、ううむ。正義の成長が著しい。
著しすぎて別人に思えてしまうところがいささか残念ですらある(笑)

いったい正義は、いつの間にこれほどの人間的成長を遂げてしまったのか(笑)
ハッキリ言うが、マネージャーが過労で倒れたくらいの反省ではここまで急成長はできまい。
おそらく幻の3話の中でその成長過程が語られたのだろうが、もはやそれを知る術はない。

ああ、でも「ミジンコ」発言はちゃんとあったな!
根っこのところは正義は正義だという事なのかもしれない。

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そうして結局、こころちゃんはお母さんと再出発、秀じいは息子にしがみ付く決意をし(笑)
正義たちはワンルームに転居して、このひとときの擬似家族は終わりを告げるのである。


蓋を開ければ、人間は誰だってミジンコだ。
でも、自分からそれに立ち向かえば、誰でもダイナマイトなロックンロールになれる。
そして誰かのそんな姿を見て、別の誰かが自分のロックンロールに手を伸ばす。
このドラマはきっと、そんなささやかな、ひとりひとりの小さな人間の姿を描きたかったのだろう。


……とまあ、言いたかった事はわかるのだ。

わかるのだが、オダギリファン目線をはずして冷静にドラマを分析すると、
非常に残念な部分が多かったことは否めない。
描きたかったであろう、ひとりひとりのキャラがいまいちステロタイプすぎて、そこを深く掘り下げることができないままだった。
そして必要充分な尺が取れなかったためとはいえ、話がはしょられすぎた。

正義の自分自身との対決、ミッキーの苦悩、秀じいの問題、こころちゃんの行く末、洋子のカメラマンとしての進路、マスター夫妻のなれそめ等等……
(なんと町内会長まで出てきた!絶対無理だろうと思ったのに!会長が報われてた!オメデトウ会長w)

全ての要素を駆け足で解決させたスタッフのやけくそな腕前にはいっそ感服したものの、
おかげでどれもこれも中途半端な解決になってしまったのは確かなのだ。
無理やり詰め込めばそうなる事は当然で、だからこそ自分は「どれかのエピソードは削られるだろう」と踏んでいたのだが。
「これまでのあらすじ」のごとき展開には、さすがに擁護派の自分でもうーむとうならざるを得ない。

ぶっちゃけ、打ち切りになったてのはいい訳にすぎなくて、
脚本が練れていたとは言いがたい出来だと思うし、毎回登場するゲストの顔ぶれもロックと縁遠い茶の間では
有り難味が薄かったのかもしれないし、不器用でぶっきらぼうなおっさん主人公というのはアレなのかもしれない。

だがしっ!

反面、初回から熱狂的なまでの信念を持って「家族のうた」を、いや早川正義を追い続け、堪能し、骨までしゃぶりつくしたファンも大勢いたのだ。
不器用でぶっきらぼうなおっさんが、ガキなまんまの信念を貫きながらも成長していく姿に自分自身を重ねて、毎日の仕事や家族の事を振り返ってみていた人だって多かったのだ。

このドラマのそういう、共感を呼ぶ部分を、もっと丹念に描く事ができたら、「名作」になったかもしれない。
パクり云々で脚本がギリギリになったんだろうなあ、とは思うが、
むしろスタートを遅らせてでもそこをきちんと作りこんでおけば、(オダギリネタをあれだけ仕込めるスタッフなんだから)この作品はもっと深みのある、滋味豊かなドラマになれたと思う。

結局そのへんは役者の力量におんぶに抱っこになった感があった。

どこぞの社長は「主人公の設定が厳しかった。口調や態度に見づらさ、見にくさがあった」的な無責任発言をされたようだが、視聴者から言わせてもらえば
オダギリがこの調子で演じていなかったら、早川正義というキャラはもはや紙ペラのように
薄っぺらい、底の浅ーい存在となって、「家族のうた」は情熱の3%サポーターの存在すら失っていただろう。

すげえぞ、サッカー日本代表にすら揺るがぬ3%!(笑)

……なあんて事をな、過剰につめこまれた画面を追いながら思っていたわけだ。
がらんとなった家をひとり見回った正義がドアを開き、暗闇から光の中へと踏み出して
(ああ、まあオダギリかっこいいドラマだったよね)
とか思ってたんだよ。そういう結論にしようと思ったんだよ。

そしたらアナタ、

早川正義ライブキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

しかも正義版「月光」キタ━━━ヽ(∀゚ )人(゚∀゚)人( ゚∀)ノ━━━!!


なんというファンサービス!
もはやスタッフの意地としか思えないご褒美生歌!
おおおおオダギリの「月光」アレンジイカス!
なにこの、「主題歌が全てを語っていました」オチは!
ただでも感動する「月光」が!正義の作ったダイナマイトロックにー!

さらにエンディングにかぶせて正義とミジンコモンキーズの名場面(たぶん洋子さん撮影設定)
かぶせてくれて、こういうお約束も嬉しいぜー!とか思ってたら

最後の最後に「DVD-BOX」発売のお知らせ
キタ―(゚∀゚)―( ゚∀)―( ゚)―(  )―(゚ )―(∀゚ )―(゚∀゚)―!!


もうダメだと思ってたのに!3%じゃもう無理だと思っていたのに!
DVDが出るー!
これで数々のオダギリ小ネタを何回でも堪能できる!やっほーう!

よしわかった!
ロックに免じて許した!(結論)


見よ、早川正義のこの清清しい姿をー!

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オダギリファン以外には意味のない追記

自分が初回からずーっとうわごとのように言いまくっていた「オダギリ小ネタ」
いったいここのスタッフは何を考えているんだ? と詰め寄りたい。
ゲストや小道具にオダギリネタを持ってくるのはいい、気の利いた遊びかもしれない。
しかし、このドラマの骨格のひとつでもある「父と子」に藤竜也!
赤の他人の父親である秀じいと、大人になれなくて行き先が定まらなくて不完全燃焼してる正義。
なんという配役!
お前らオタだろ!完全にオダギリオタクだろー!と叫びたい。

最終回で確信したんだけど、秀じい役に藤さんを起用したのは、今回の正義とのやりとりのためだよね?
あの正義のセリフは雄二から真一郎宛てだと思っても差し支えないよね?
「行け(Going)」のサインは最初から、出されていたんだねーっ!
。・゚・(ノД`)・゚・。



それはそれとして
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ほんに可愛いわんこだったなあ。

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それもロック…か?「家族のうた」#7.5

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「家族のうた」が始まる前、自分はもう不安で不安でしょうがなかった。
いや、フジテレビで花王でパクリ疑惑のコンボの事じゃあない(笑)
「突然現れた三人の娘に振り回される元人気スター」という設定だ。

かつてとあるドラマで「正統派の二枚目をやってもらう」という制作の言葉にものっそい期待したあげく、騙され裏切られた痛い過去がある。
どこのとはいわないがとある「優秀な外科医が、おしゃれで静かな日常を突然上京してきた妹にかき回され、振り回され気づいたらただの地味な兄ちゃんに成り下がっていた」ドラマだ。

すでに自分の中では「なかったこと」扱いになっているドラマだが、
「家族のうた」の設定をきいた時にものすごーい黒いデジャブを感じたのもわかっていただけよう(笑)

もうオダギリが小娘に振り回されて残念なイケメンに成り下がるドラマなんか、ファンは見たくないんだよ!ヽ(`Д´)ノ

だいたいオダギリは、女優さんと絡むより、相手が老人であれ壮年であれ子供であれ、男性と絡んだほうが、断然演技に艶が出る役者なのだ。
いや、決して変な意味ではなく(笑)
オダギリという役者の「受け」の演技が、男性同士の熾烈な戦いにおいて極限まで発揮されるんだろうなーと思う。

だから「オダギリと小娘」という組み合わせは自分的に最も忌避すべき要素なのだ。
それが×3かよ!
……みたいな不安でいっぱいで、それでも耐えよう!くらいの覚悟をもって第一回目を迎えた。
そしたら意外や意外、話は主人公中心で、子供たちは確かに小生意気だけどいい感じに演技も達者で見ていてムカつく事もなく、
それどころか早川正義という男の辿ってきた過去や、作中で出会う人物に散りばめられた、かつての出演作を匂わせる隠し設定満載で、各地のオダギリファン'sがツイッターやらブログやらでわきゃわきゃさんざめく内容。

全篇からむんむんとあふれ出るスタッフの「オダギリ愛」に、酔いしれずにはいられなかったのだ我々は!

だから、だからな。
急ごしらえのうえに打ち切り短縮で、変更に変更を余儀なくされたのであろう脚本があちこちいい加減だとか、
ドラマ本筋と関係のない視聴率やら社長の無責任コメントやらで不快な思いをしたりだとか、
内容的にいろいろ不満はあるんだけど、そんなものはオダギリを愛でる3%の視聴者にはもうどうでもいいから
最終回までイカしたオダギリ正義を見せてくれ!
……と願わずにいられないのだ。

みたいな事を、最終回を目前にモヤモヤ考えていたら、突然私の視界に飛び込んできたピンクのカタマリが!
モヤモヤを吹っ飛ばしてしまったでござる!

TANTO CUSTOM 「林家ペー」篇

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これは……こ、これもロックなのか正義?
ワシの目にはファンクとかR&Bとかソウルとか、そんな風に見えたけど、いやでもペーなんだけど(笑)

こんなにダンディなぺー初めて見たよ!
こんなに小首かしげて可愛らしいぺー初めて見たよ!
ほんと、イロモノだとノリノリなんだからなあオダギリ。
さわやかコミカルなアクエリアスZEROもいいけど、やっぱこのくらいインパクトがあるほうがいいよ!

……インパクトありすぎて、何のCMだったかとっさに思い出せないけど(笑)


というわけで、明日は最終回。ダイナマイト必見。

It's only rock'n roll「家族のうた」#7

Posted by Lazyrose on   2 comments   0 trackback

とりあえずバレーボールファンには大変失礼な事を思ったのでちっさく呟く。
つまんねえインタビューだらだらと流してたらその間にチャンネル変えられるに決まってんだろうがあほんだらー!ヽ( `皿´ )ノ


まあ、正直いって自分は、好きなものには徹底して甘い。
オダギリが主演しているというだけで、相当「家族のうた」には甘くなっている事は確かだ。
だがしかし!
「次週、感動の最終回!」だそうなので(自分から言っちゃうあたりスタッフのやけくそ具合がわかる)
その前に今回はすこしばかり冷徹(笑)に、内容的な不満点を述べて行こうと思う。


まずストーリーをおおざっぱにまとめると、
「わがまま正義のために無理に無理を重ねてきたミッキーが過労で倒れ、ようやく反省を覚えた正義がごめんなさいをした」
……みたいな回だ(おおざっぱすぎ)


不満点その1
「誰かのために頭を下げることは、自分を曲げてるんじゃない。守るべきもののために自分を貫いてるんだ」
という、全国の営業職の皆様が
「三十路超えてから気づくな!」
と吠えてしまいそうな、まあそんな結論なわけだ。

……だがそれはそれでいい。そんな当たり前の事に行きつけなかった正義の半生というものがある。
正義が脳みそ小学5年生だというのもこれまでの6回で描かれてきている。

不満点その2
しかし、ここに来て短縮打ち切りのしわ寄せと思える、秀じいエピソードを無理やり絡めた感が否めない。
いやそれだけじゃない。洋子さんのカメラマンとしての理想と現実とか、マスター夫妻の馴れ初め話までぶち込んできた。
確かに欲しいエピソードではあったけども、1回に押し込むのはさすがにきつかった気がする。

だから普通の視聴者なら「無理に秀じいエピ入れなくてよかったんじゃないの?」
と思うところだ。
ここバッサリ切り取っちゃえば良かったんじゃね? と。思うであろう。

だが、秀じいエピソードはなくてはならないのだ。
秀じいは、いやあえて言おう、藤竜也は「他人の父親」でなければならない理由というものが、
オダギリファン以外の視聴者にはまったく通じないところで(笑)厳然と存在している。
もうこうなったら一般視聴者をDisってると思われてもいい。
秀じいは他人の父親で、なおかつ主人公と同じ問題の対極に立ち、さらに自らの苦悩で主人公を導き、未来へと押しやらなくてはいけないんだあ!

というわけでこれもしょうがない。

ていうか先週の感想で自分が想定した「予定されていた内容」は
「パパさんスター的路線で正義が売れてやったじゃんー!」以外クリアしてるあたり
もうスタッフの、やけくその力技でねじ込みっぷりにいっそ感動した。

さて、とりあえず今回のヤマ場はふたつ。
正義が社長に啖呵切るところと、ラジオ局の人に頭を下げるシーン。

不満点その3
この社長も、ほんとはもっと掘り下げられたキャラだったと思う。
単にシビアで合理的で無駄なものは一切排除する新社長、なんて記号にすぎなくてつまらない。
できれば彼が過去、どうしてそういう考え方をするに至ったのか(そこにロックが絡んでいたとか)
ひとりの人間としての葛藤バックボーンありきで正義と濃い対決をして欲しかった(堺さんで)。
でもそういったひとりの人間として描かれることもなく、ただの記号人間で終わってしまって実に残念だ。

しかし、このシーンで重要なのはむしろ正義の

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なんである。
ナンデスカ君たち、以前の「ミッキーいなくなったら俺野垂れ死にだよ?」といい、どういう関係デスカ。
みたいなもう、そっちに行っちゃって社長の事なんかどうでも良くなった。

ということでコレも終了(いいのかよ)。

そしてもうひとつのヤマ場、あの正義が、
「好き勝手やって申し訳ありませんでした」と頭を下げた!
ミッキーのために。母親のために。これまで自分を守ってくれた人たちのために。
あの正義が神妙な顔であんな風にアレで、

不満点その4
どうしてラジオ局のおばさんはあんなぶすっと怒った顔をしていられるのだ!
おかしいだろ?正義の魂の叫びみたいなトークきいてただろ?
ほろっときて「今日の放送だけは良かったよ」くらい言ってやれよ!
キサマには心というものがないのかーーーッ!(←いやそれ、やつあたり)


で、職は失うはミッキーとは別れるは(違)最後にちゃんとやりたかったラジオでも
やっぱり自分語りしちゃってなんだかもうしょんぼり~、な正義が家に帰ったら、
子供たちが父の日に贈る「正義のうた」なんか練習しちゃってて、何かがこみあげてきつつも強がる正義。
ベタだよベタ過ぎる!
ベタだけど強がってるけど、子供たちの書いた歌詞をじっと見つめてなんだかこっちがうるうる来るじゃないか。
んもう~~~、正義の表情が、初回と今回でまったく別物で、
ここまでの間に正義と子供たち(+α)が少しずつ培ってきた交流が積み重なってこの表情になっているんだなとか、
たった7回の間にそれを表現できたのは、成功だったと思う。

だが子供たちの「父の日に」のセリフで気づいてしまった。

不満点その5

6月の第三日曜日は父の日だったのにーーーーーー!

フジテレビのバカーーーーーー!


以上、冷徹に不満点をあげてみた(あがってない)


最後のラジオ放送で、正義がかけたのは、ストーンズの
I know it's only rock'n roll(But I like it)
まあ、これがこのドラマの主題だって事なんだろうな。






おまけ。
今回しょんぼり正義が多すぎてもうお姉さんハートがふるふる震えちゃったんだけど♪
中でも秀逸だったのは

秀じいを励ますために正義をくさしまくる子供たちの毒舌三昧に
「お前ら、人をひとり傷つけてるよ(棒)」とひっそり傷ついてる正義かわいい。

あと、ミッキーのお見舞いにきておそるおそるドアを開ける正義の頭になんか見えた。見えたよ!(゚∀゚)

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コイツは最高にロックなんだよ!「家族のうた」#6

Posted by Lazyrose on   4 comments   0 trackback

ドラマの楽しみ方とはどんなものか。

主人公に感情移入してドラマチックなストーリーを楽しみたいとか、
日常では得られない特殊な職業の知識を味わいたいとか、それはもう人それぞれだろう。
このドラマに関していうなら、自分は、「スタッフのオタ気質丸出し小ネタを探しつつ、まったりと子供に覚醒させられる主人公の成長ぶりを味わう」ドラマだと思っている。

6話めにあたる今回は、うっかり父親宣言した正義が本格的に「家族」と向き合うという話だ。
全11話で考えるなら、折り返しにあたる5話めでの「父親宣言」が第一の転換点で、そこから第二の転換点である
「正義自身の過去との対決」に向かうためのポイントだという事で、頷ける話数だ。

全 11 話 な ら orz

これが8話に短縮されてしまった今となると、先が読めるだけに
「もっと早くにこうしておけば良かったのに!」という指摘がされるのは致し方ないところである。
あるけど、しょうがねえだろう、3話までの時点ではなんとか凌げると思ってたんだからヽ(`Д´)ノ

早川正義という人間は、底が浅いしかなりバカだけども、自分の中でこれと決めた信念にだけは忠実、という男だ。
そんな男が本気で変わる、その部分をカタルシスに持っていくためには、視聴者が
「いつまで同じとこぐるぐる回ってんだよ!」とイライラするくらいのぐるぐるが必要なんだと思う。

で、あくまでも自分の推測にすぎないが、「父親宣言」までの流れは当初の予定通りの流れだったんじゃないだろうか。
とすると、残された話数で予定されていた内容はおそらく
・正義が過去と対決(秀じい絡み)
・新社長との対決(ミッキー絡み)
・ミッキーや洋子さんたちが正義につられて変化するエピソード
・「パパさんスター」的路線で正義が売れて「やったじゃんー!」
あたりじゃないかと思う。
このうちどれが削られたとしても

「よくも(いままでぐるぐるに耐えてきた視聴者の)カタルシスを奪ったなああぁぁぁ!」と叫びたい(笑)

毎回のチラ出しゲストも楽しみだったのにっ。
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さて、ドラマ。
これまでこころちゃんを放ったらかしてきた母親が「私にはこころだけ」とか反省顔で戻ってくる。
そんで実は正義は父親じゃなかった事が発覚して、こころちゃんは出ていっちゃうわけだが。

この母親がまあ絵に描いたように最低なバカ女なんだなこれが。
男作って娘を他人に押し付けといて、男と別れたら今度は寂しさを娘で埋めようと束縛する、
正義たちといる時の楽しそうな様子に嫉妬して娘に絡んで、またもや新しい男をつくる、金は貢ぐ。
解りやすくするためとはいえバカすぎる(笑)

うっかり父親宣言のせいで子供たちにギターを教えるはめになった正義が、しのごのいいつつ本気になってて
「いいか、ミジンコモンキーズ!」
なんてノリノリで盛り上がってるシーンとの対比があざとすぎるくらいだ。
同じバカでもバカの意味合いが違うことが良く解る。

一応、正義としては他人であった事実を考慮し、己の過去を振り返って
「あいつにはあいつの気持ちがある」と、あえて突き放していたわけだよな。
でも、それでも心配して「ムシャクシャしたらギターを弾け!」とか、泣かせるメッセージを送ったりして
なんだかんだ言いつつ成長している。

一方、自分勝手な母親は自分の事しか見えないままで、またもや娘を放ったらかして旅行に行こうとして逆ギレしたあげくに
「あんたなんか産まなきゃよかった!」
とか言いやがった。

そんな修羅場に底厚ブーツで駆けつけた半モヒの白馬の王子登場。
「この子は私だけのモノなの!」等と意味不明な供述をするバカ母に向かって

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これは爽快だ。
「他人のオレでもわかることが、何で母親のオマエにわかんねぇんだよ!?」
という言葉は、恐らく正義が、初めて他人のために叫んだ言葉じゃないだろうか。
これまで子供たちを啓蒙してきた正義の言葉は、結局は正義が正義自身に言っている言葉であって、
それは有名人の名言より子供たちを感動させてきたけど、視聴者にとっては「お前が言うか」的突っ込みどころでもあったわけだ。
でも、今回の正義の言葉は、傷ついて折れそうなこころちゃんのための、彼女の心を守るための言葉だ。
正義、また前進したな!エライぞ!

……と思ったのもつかの間、
「俺だってな、関わりたくねぇよ!だけどなぁ、何でかこんなとこ来てるんだよ!
意味わかんねぇよ!何がしたいんだよオレはぁーッ!?ワケわかんねぇよ!教えろよ誰かーッ!!」


まあ落ち着け、とニヤニヤしたくなるような取り乱しっぷり。
顔真っ赤にして感情爆発して喚きまくるオダギリ好物ですご馳走様です。

あとな、厚底ブーツで全力疾走するオダギリ。
こころちゃんのSOSコールに、ギターにも集中できずイライラしたあげくモノも言わずに飛び出して
早足からとうとう駆け出していくくだり、実に盛り上がるシーンだった。
「足くじいたらどうしよう」みたいな心配をされた方も多いようだが心配御無用。
なにしろ元・大日本帝国期待のマラソン選手(違

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いやまあ、それは措いて、
結局娘に去られてへたりこむ母親に「まだ、チャンスあっからな」と諭す秀じい。
母から去ったこころちゃんに「お前と母親は終わったわけじゃねえよ」という正義。
家族を捨てた(らしい)立場から、
親に捨てられた(らしい)立場から、
ふたりがそれぞれに「救い」を残す言葉をかける。

これまでに培われてきたこのドラマの中の何かが、まとまりはじめている6話(@全8話)なんであった。



……ほらみろほらみろほらみろー!面白かったじゃねえかああ!
ここまで観てこその、このドラマだろーー!ヽ(`Д´)ノ

お前のロックは器が小さい!「家族のうた」#5

Posted by Lazyrose on   2 comments   0 trackback

なんかもう、ストーリーと別の次元で話題になっちゃってるから感想書きにくいね(笑)
8話打ち切りだってよ。いやあ、ミジンコな判断だねえフジテレビ。
まあ、低視聴率の原因なんて、あげればいくらでもあるだろう。
でももうそんなのどうでもいいよ。
要は視聴率計測器入ってるご家庭にそぐわなかっただけだろ。

そんな、ヤケクソ通り越してもはや純粋にドラマを楽しむ目でみた5話目。
本来なら「折り返し手前地点」のはずが、いきなり「折り返し後」にシフトしてしまい、さぞかしスタッフは焦ったことだろう。
でも、そのぶんこれまで冗長だった部分がカットされ、話にはずみがついた感があって良かった。

前回から引き続きぐだぐだと、「そんなのロックじゃない」と拗ねてる正義の心情と
こころちゃんの「大事な人に嫌われたくない」気持ちがわかりやすくオーバーラップ。
毎度ウザい秀じいがねちっこく忠告しまくった甲斐あってか、さすがの正義が、
最も苦手とする「反省」をする。
そう、これまで視聴者が「いいかげん自分と向き合えよ」と思い続けた、待望の「正義の中のミジンコ」との対決だ。

いやあ、真面目になるといきなり色男になっちゃうんだよ正義~。参ったな~(笑)

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夜中にひとりじっと考え込む表情や、朝の洗面所でこころちゃんを気遣わしげに見つめる表情。
こころちゃんのプリクラを見つめるあたりなんか、もう彼の中で何がどんな風に変わって
どんな心情になっているのか、見ていて胸に迫るような、オダギリ本気モードん時の状態だ。

友達に正義を会わせたくない、という娘心を察して自分が出て行こうとしたり、
「自分の娘にむかってミジンコとかブスとか、それでも父親?」とか非難されて
「そうだよこういう父親だっているんだよ覚えとけよ」
とつるっと言っちゃったのは反省の成果でしょう。

ていうか、ミジンコののしられるくらいで「そんなの親じゃない」とか、どんだけ甘やかされてんだよ最近のガキは?
そういえばここんちの子供たちはミジンコキングとかミジンコがんもとかミジンコブスとかいわれてもへっちゃらだな。
そんなくだらない事笑い飛ばせるくらい苦労してきたって事なんだろう。

そんな、本当の意味で傷ついてきた子供たちが、自分を変えようとするきっかけになったのは、
彼らが名前も知らないえらいミュージシャンたちの名言などではなく、
目の前にいる半モヒ男が口とんがらかして言う生の言葉だ。

「オトナって何なんだよ!やりたいようにやりゃいいんだよ!」
「嫌なら嫌って言えよ!我慢なんかしてると心が腐るんだよ!」
「自分が納得できりゃな、なんでもサイコーになるんだよそれがロックだよ」
「俺ならな、何があっても自分の気持ちなんか変えないよ。欲しいものは欲しい、いらないものはいらねえ」
そして本日の
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正義はいつ気づくんだろうな?自分のロックはちゃんと誰かに届いてるんだって。

そんな正義の言葉に動かされた子供たち(+α)が、これから最後に残った強力なミジンコ正義を無理やり動かしていくわけで。
予告によれば来週、切羽詰った正義の周囲で本人そっちのけの「何とかしなきゃプロジェクト」が実行されるらしい(笑)
そして、たぶん初めて正義が正義の言葉で、子供のために叫んでいる。
「他人の俺でもわかることが、なんで母親のお前にわかんないんだよ!」
ああ、来週は泣けるかも~。
こういうのをね!こういうので号泣させるにはそれまでの積み重ねが必要なんですよ!
全11話なら8話までかけてイライラしつつも見守った経緯があってはじめてはじけるんだよ。
それを3話も短縮しやがってミジンコフジが!ヽ(`Д´)ノ

ところで、前回のモヤモヤをふっ飛ばす勢いで、今回はナイスなオダギリ正義のキュートなシーンが満載だ。
冒頭いきなり車とギターを売り払われたらしい正義の思い切りorz…な姿とか。
言い返せずに「むうぅううう~~!」といじける表情とか。
「誰がボスだと思ってんだオィ」とすごんだら「社長に決まってんだろ!」と一蹴されて固まる顔とか。
なんたってパンツいっちょでトイレから飛び出してギターをひく姿が秀逸。
これさあ「女子中学生にとってサイテーな父親像」のつもりなんだろうけど、正直視聴者サービスでしかないよ(笑)

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え、M4用の素敵なパンツがないのがいけないのよ!私が悪いんじゃないわ!てかこれが素敵なパンツなのよ!


それにしても配信楽曲「きゅうりの種」てwwwww

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