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たしかハートフルサスペンスだったはず……「ぼくの妹」最終回

Posted by Lazyrose on   3 comments   0 trackback

果たしてこのドラマに着地点はあるのだろうか……と危惧していたが、予想外なまでに予想通りの「だからなんだったんだ?」な終点であった。

はたして最終回に何が起きたのか?
「もう縁切る!二度と会わない!」とタンカきって飛び出した妹と曖昧に(結局また迷惑かけられて)和解。
「この庭師エフェクトかかってんじゃんかよ!怪しいよ!」と思った庭師と案の定くっつく妹。
「うわこりゃマザコンに違いない」と思ったら案の定マザコンで破談。
九鬼ひとりが人生リセットしてすっきりサワヤカ(笑)

妹が得たものは「お花作り」という生活の糧。
兄が得たものは「田舎で独立可」との逃げ道。
……それだけかい。

結論は「何があっても兄妹の絆は……」という、それだけだったらしい。

とはいえ、第8話あたりからのオダギリ「やる気モード」は見ごたえがあった。
反撃に出始めてからの盟ちゃんは、かなり男前だった(微妙にヘタレだけど)
毎週毎週、「この髪型をどうすりゃいいんだ!」と悶えつつの感想もこれで終わりと思うとちょっと寂しい。
やはり日曜ごとにオダギリが拝めるという、この喜びは、万難を排していたなあと。

今週のハイライトはやはり、ラスト、「結局何も変わらないままこれからも続く、それが人生」と、達観したかのような盟先生の表情であろう。
放映開始時のうたい文句だった「正統派美男子」が、最後の最後で、数秒間だけ拝めた(笑)

だって旅人だもん

「人は皆、旅をしている」という盟の語りに、さまざまな(ほんとさまざまな)煮え切らない感、あいつどこいっちゃったんだ感、解決してねえじゃんかよ!感がすべて吹っ飛んだといっていい。

思うに、このドラマのナレーションをオダギリにしたのは、演出的に最大の成功だったのではないだろうか。
あの穏やかなトーンの声で、とつとつと語られる盟の心情があればこそ、身勝手極まる登場人物たちのあまりにも自己中心的な言動に耐えられたような気がする。
あくまでも盟視点で「人生なんてそんなもんさ」というドラマだったのだろう。

お人よしで、他人の心情ばかり思いやって損をして「ま、いっか」と納得している盟に、何となく青空の下のヒーローの行く末をダブらせていた邪道な一視聴者としては、このラストシーンだけでとりあえず「ま、いっか」と思えたのである。

僅差でハイライトからもれたのは、ウェディングドレスを着た妹を前に、ぐっとつまってうるうるっときた盟ちゃん。
次点になったのは、ちょうどその時わざとらしく感動的な音楽がかかりやがったからさ。

どうせならこの曲を

ああいう、えもいわれぬ表情、複雑な感情表現というのが、オダギリの本領だなあと思う。

自分的に最大の難関だったあの髪型も、終盤ではオダギリ特有のアレンジが加わって、「これならオッケー」までこぎつけた。
ああよかった、本当によかった。
もうあのオカッパのまんまだったらどうしようかと胃潰瘍になりそうだった(笑)

というわけで、これにてオダギリのみに終始したドラマ毎週感想終了。
次は5年後くらいだろうか……。

Comment

への8 says... "5年後・・・。"
そんなに空くんだ・・・(笑)
2009.07.01 10:15 | URL | #- [edit]
NICO says... "3年後…。"
くらいになんとかならんだろうか(笑)?
2009.07.01 10:45 | URL | #- [edit]
rose says... "オダギリファンならではの自衛策で"
>への8さん
覚悟はしておいた方がいいかと思って(笑)

>NICOさん
期待はしない方がいいかと思って(笑)
2009.07.01 10:55 | URL | #4SZw2tfw [edit]

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