第五回和風展のこと
「和風展」出品作品について書こうと思っていたのだ。
まさにその日に地震が起きて、それどころじゃない、ぽざとも達は大丈夫なのか!と騒いでるうちに、今度は自分が避難する側になってしまってひと月たってしまった。
も、もう何書くつもりだったか忘れちゃった(汗)けど、今日もまた大きな余震が起きたりして、今のうちにアップしておかないといつになるかわからんので、仕切りなおす。
「帝都奇譚―探偵篇」
今年のroseは血中和風濃度が極度に下がってしまい、もう和風展始まってるのに描くものが思いつかずに困り果てていた。
困り果てた挙句、賢いroseは自分を洗脳する。
「素敵な人と組んだらやる気出るじゃーん?」
つーわけで生贄となったのは素敵なJezzお姉さまであった。
「Jezzさん!昭和レトロでコラボどうよ!」
「規約のどこにも【コラボ禁止】とは書いてないよ!」 ←また……
「ていうかJezzさんの怪人みたいー!みたーい!みたーーーい!」
……とか何とか畳み掛けて、お姉さまを悪の道へと引きずり込んでしまったのだ自分のためだけに。
いや、でも悪度はあちらの方がもともとアレなんで、反省はしてませんよ。ええ。
規約では「著作権のあるキャラクター」はいかんそうなので、あくまでも「探偵と怪人」でございます。
ございますが、一応自分達内でキャラクターは確立してございます。
主役はこの人ww
果てしなく正義の探偵から程遠い人選だが、これはJezzさんのリクエストだ。
つーか自分でも明智やるならこの人だと思う。
で、この探偵がとういう探偵かというと、作中の彼のセリフにすべて表出している。
「金と権力の裏づけがない正義なんて、ただの自己満足だよ」
そんでもって彼は、世間の「名探偵・明智小五郎!」という賞賛を楯に、国家権力の弱みを握り、強きをくじき弱きを踏みつける悪辣な怪人として帝都に暗躍するのであった。……あれ?
ていうか、自分明智小五郎って相当悪質な美学を持つ男だと思うんだよね。
原作中のセリフとかさ
「僕の興味はただ真実を知るという点にあるので、その他のことは実はどうでもいいのだ(屋根裏の散歩者)」
とか言っちゃうやつだぜ?(笑)
ちなみに感想コメントでヒロインについて言及された方が多い。
ヒロイン文代役はまりえちゃんが演じている。
怪人担当のJezzさんに「小林少年はJezzさんちで!」(だってうち少年キャラいねえんだもん)と押し付けた以上、自分とこにも花を添えねばならぬ。
文代さんてのは、「魔術師」で登場する、賊に育てられたヒロインで、その後明智と恋人兼助手になり、「人間豹」では奥さんになった女性だ。
そんでもって、当家の文代さんは、探偵助手としてピュアな正義感に燃えて敵地に飛び込み、闘って捕まって危機に陥ったところで助けに入った小林少年を身代わりに置き去りにして(オイ)、自分は探偵に助けられてちゃっかりハッピーエンドに収まるタイプだ。
いや、ヒロインってそんなもんでしょ?
ついでに言うとほんとうは洋装だったのだが、作品が半ば出来上がってから
「わ、和風展なのに和要素がひとつもない!」事に気づいて、ふたりして大慌て(笑)
急遽彼女を和服に変更してしのいだざんす。
二作目「劫火烱然-fierce-」
お姉さまにおんぶに抱っこの二人三脚で何とかかんとかアップして、しかしこれだけではあまりに情けない、と反省して、もはや締め切り当日の3月10日になってから慌てて作った。
もはや恒例となってしまったroseの滑り込みセーフ投稿、今回の投稿時刻は23:59(笑)
いろいろやさぐれていた時期だったので、人間の瞋恚を描いてみたいと思って作った作品。
劫火とは、世界が壊滅するときに、この世を焼き尽くしてしまうという大火の謂いである。
……アップして翌日に起きた震災に、「投稿するんじゃなかった」と心底凹んだ。
しかし、ひと月経って、やはり人間の根源には瞋恚の炎があるのだと思わざるを得ない。
瞋恚をもって瞋恚に対するならば、人は共に滅びるのだ。
被災した地域ではない。己の心にこそ劫火は現れる。
……というような辛い心情はこの際措いておくとして、
とりあえずsannziさんが「ドウコク」認定してくれたので、これは血祭慟哭様だという事にしておく(笑)
真っ赤に燃える鬼を作ろうと思い、しかし時間がない(なんせ締め切り当日だ)と、レンダロのフリーキャラをあさってDarth Maulを見つけた。「こりゃイメージぴったり!」と思ったものの
規約では「著作権のあるキャラクター」はいかん(泣)そうなので、仕方ないから自分でテクスチャ作った。
タトゥのイメージはあれです。
「タカ!クジャク!コンドル!」
「タ~ジャ~ドル~♪」
……だって最強コンボが出たばっかで、あまりの美しさにうっとりしてた時だったんだもん……。
炎や爆煙関係のタッチについて言及しようと思ってた気がするが、ひと月もたって全部忘れちゃった。
たぶん、フォトショの筆設定とかだったと思うけどまあいいや。
画像内のタイトル部分は、よくゲームソフトのパッケージとかで見かけるやつっぽくしてみた。
こんなゲームあったらやだけど(笑)
つーかゲームした事ないんだけど。
結局、最終日に投稿し、やっとこれからコメントを入れるぞ、と思った矢先の震災、避難。
いただいたコメントに対する御礼も言えずじまいで今日まで引っ張ってすいませんでした。
また、諸作品へ感想コメントをひとっつも入れられず、残念だった。
でも、とりあえず帰ってきてやっと和風展参加賞をDLして
「あ~、今年も和風展終わったなー」という実感ができた(笑)