Poizon of rose

蜜×毒なイラストとかOJとか

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「守る会」入会希望ノシ

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「八重の桜」第36回。
内容を総括すると、襄先生が悲しそうな顔をしたら、八重さんが腕まくりをし、覚馬がニヤリと策を練り、周囲はこぞって襄先生を助けてしまう、という事らしい。
今回はあの大垣屋までが一肌脱いじゃって桜吹雪を見せつける始末。

ふむ、同志社とは「襄先生の笑顔を守る会」らしい。

おそらく新島襄最大の才能は、周囲の人間に「襄先生を守らないといかん!」と思わせてしまうあたりではあるまいか。
そういえばオダギリが「襄を演じるうえでいちばん大切にしているのは"愛される人になること"」だと言っていた。
愛されてる! 愛されちゃってるよ!
きっと大垣屋だって「よっしゃこれで私もハグしてもらえるぅ」とか内心ウキウキしていたに違いあるまい。
でも丁寧なお辞儀だけで済まされてちょっとションボリとかそういう(笑)

そんな京都のアイドルへの道を着実に切り拓く襄先生に対する槇村大参事の掌返しには、実は裏の事情(寺島外務卿あたりの)が存在するようだが、そんな事は「守る会」には関係ない。
もはやお前は標的だ。
といわんばかりに、早速覚馬の策謀と八重の揚足取り攻撃に被弾する大参事。
ふふふ、選りによってあの幕末最凶の銃器マニア兄妹に喧嘩を売るとはマッキーも無謀な事よのう。

次回、熊本のクソガキ共が来襲するが、たぶんこの鉄壁の防御壁には歯が立つまい。つーかとっとと入会して最右翼入りするらしい。
さあ来いスクールウォーズ! 泣き虫先生じゃないけど生徒に詰め寄られて涙目先生なら刑務所の中の中学校で経験済みだぜ!


……というような愉快な気持ちにはなったのだが、どうにも今回、感想が書きにくくて困った。
なんだか自分の中で釈然としないものが残るのだ。先週までの天使祭りが雲散霧消していたので、ちょっと真面目に考察してみる。


「八重の桜」が始まってからこの方、いくらかの不満はあっても「面白くなかった」と思う回はなかった。
それはこれが歴史を扱うドラマとして非常に重厚で丁寧な作りだったからだ。
「会津編」では、ただ会津を描くだけではなく江戸や京での政争も見ごたえのある内容だった。日本という国が維新に向かわざるを得なかった(そのために会津が犠牲にならざるをえなかった)事情を、幕閣、宮中、討幕派などそれぞれの立場の人物や政治情勢を丁寧に追うことで、ドラマティックに描かれていた。
それが、「明治編」に変わってからどうも雰囲気が違う。

ぶっちゃけて言えば「朝ドラかこれ?」という雰囲気なのだ。

無論、血で血を洗う壮絶な幕末から、希望開ける明治へと時代が転換したことを、タイトルバックやBGM、コミカルな場面の挿入、登場人物の言動の変化で表しているのだろう。
しかし問題はそういう事ではない。

話のスケールが小さいのだ。
明治編になってからこっち、時代の俯瞰的な視点が失われている。
今のところ物語が八重の身の回りのドラマ、八重の心や周囲の人間の変化、女紅場や同志社周辺の動向しか描いていない。
ツイッターである方が呟いていらしたが、これではただの「細腕繁盛記」になりかねない、という不安がよぎる。

大河ドラマというのは、国を動かす人物(もしくはその周辺の人物)を中心に据えることで、その時代の政局、ひいては歴史の流れを描くドラマであって、要は国を動かしてなんぼのドラマなのだ。
「八重の桜」が山本(新島)八重を主人公にするにあたって、脚本家が苦労するだろうなと思ったのもその部分で、特に前半は地方の一武家の娘と国家の動向をどうリンクさせるのだろうかと心配していた。
しかし、幕末史的にそれなりに評価の高い兄・山本覚馬を副主人公に据えることで、京を中心とするさまざまな政局を描き、国の首脳部の動きと会津首脳部の動きをうまくまとめていて、感心したものだ。

しかし、戊辰戦争が終わって「京都篇」に移った現在、そのダイナミズムが突然トーンダウンしてしまった感がある。

首都機能が東京に移り、中央政府をダイレクトに描けなくなったから、というのは言い訳だろう。
むしろ、時代に取り残されつつある京都を舞台にすることで、新島襄と彼の創設した同志社大学が政財界から注目されるどんな価値があったのかが浮き彫りになるはずだ。
新島襄を支援したのは、なにも覚馬関係の政界人・財界人だけではない。
同志社大学を設立した際、新島を支援し寄付した面子たるや、ざっと挙げるだけでも、井上馨、大隈重信、渋沢栄一、原六郎、岩崎弥之助、大倉喜八郎、とそうそうたる顔ぶれだ。
勝海舟に至っては、福沢諭吉の慶応義塾設立の時は寄付を断ったにも関わらず、同志社設立には進んで寄付をしているくらいだ(笑)

つまり、それほどの意味が、当時の政財界にとってあったのであって、
……皆が皆、襄先生のハグ欲しさってわけではないと思うのよ(たぶん)

それほどの支援を得た新島襄の教育理論や同時代の教育政策などをきちんと描くことで、もっと深みのある時代描写ができると思うのだが……。
残り回数が少ないこともあるのだろうが、どうにも描写が浅い。
脚本家が変わったからだろうか? 来週はまた山本むつみ氏だというから、期待したい。

八重の夫になったから新島襄を描く、のではなく、幕末から明治という時代の流れの中で、国にとって襄の打ち出す「教育」がどのような意味を持ったのか、を描いて欲しいなあと切に願う。


それはさておき。

今回の取り上げ所としては普通、八重のウェディングドレス&襄先生の(肩幅ぴったり)フロックコートなのだろうが、
自分が印象に残ったのはむしろ、「この会津もんが!」と罵られても、キリッと笑みさえ浮かべながら「会津者は大人しく恭順などしねえのです。お忘れですか?」と言い返す八重さんの瞳の強さ。
そして、そんな彼女を「彼女は美しい行動をする人( but waht i know of her is that she is a person who does handsome.)」と評する襄先生の確信的な瞳。
彼らの信念がゆらぐ事はこの先ないだろうと思わせる、とても良いシーンだ。

130910-blog1.jpg


足払いかけてぶっ殺そうとする代わりに、自信をもって微笑む八重さん。
不平士族をまとめてひきとっておいが人身御供になるでごわんす! な西郷どん。
戦に負けた会津の人間は前を向いて進んでるのに、勝った側の薩摩は過去を持てあましている。
その対比も面白い。



そんなこんなで、どうにもせっかくの嬉しはずかしブライダルの感動が薄くて、さっぱり絵にならんかったよ……

130910-blog2.jpg
必死でM3BATフォーマルウェアをM4に着せた努力が……(´Д⊂ヽ

Comment

sannzi says... "金さん、貫禄勝ち"
あっさり同志社大学が開校してしまいましたね。
ほとんど金さん・・・もとい大垣屋さんの貫禄押しで、偏見の壁を突き破ってしまったというか。
お寺や檀家の町衆の反発をどう乗り越えたか興味を持っていたので、ちょっと拍子抜けの想いがしました。
でも、先日の美の坪、京の洋館で、遷都されて寂れた京を立て直すために、積極的に新しい西洋文明を取り入れて行った、と解説されていました。
同じ事を金さん(もう金さんで良いかな(^^))が町衆に言っていたので納得はしました。
最初に金さんが出てきた時は、何でいきなり、という思いがしたのですが、今回のためだったのかと言うのも納得しました。

私は単純に、大河ドラマは江戸時代以前のドラマ、と言うぐらいに考えていました。
成る程、国を動かしてなんぼ、のドラマ、と考えたほうがしっくり来ますね、今までも明治以降の大河はあったし。
大河と言うからには、国の動きを綴る位の規模がないと、今からそう言う目で見てみます。

上の襄先生の表情、柔らかい天使の表情が良く表現されていますね。
下の絵の女性も、八重さんのドレス姿を充分想像させてくれます。
襄先生の、いかにも明治の頃の宣教師の髪型を良く再現されているなと思いました。
実はあの髪型が一番印象的でした(^_^;)
2013.09.12 22:36 | URL | #u2lyCPR2 [edit]
rose says... "さすが遠山桜"
>sannziさん
いつもコメント有難うございます♪
一部の噂ではですねえ、「皆さんもよろしおすな?」って町衆を振り向いた金さんの顔が(カメラには映っていないけど)大魔神さながらの般若の形相だったと……(笑)

確かに反発を抑えた過程、もっと欲しいですよね。回数がないから飛ばした部分をNHKの他番組で補填してんのかなあとか邪推しちゃいます。sannziさんのように、興味を持って「美の壷」とか見てくれる方はいいけどわからない人には説得力ないですよねえ。せめて荒廃した京の町がどんな状態だったかとか……む? 後半でセット組む予算足りなくなってきたのか?(というようなうがった見方はいけませんね!)

「春の波頭」や「山河燃ゆ」のように明治以降を描いた大河作品は結構あるんですが、近代史ってあまり評判はよくないみたいなんです。私もあまり好きじゃないし(笑)
でも「獅子の時代」のように、幕末から連続して国家を描いてもらえると、歴史の流れというものをよく理解できて面白いですよね。「八重の桜」はそういう意味でいい流れを出してる……と思っていたので、ここにきてちょっと不安になっちゃって。

実は、襄先生の柔らかく明るい表情を作るのに、結局M4モーフだけでは足りずRDNAの顔造詣モーフをいじり、さらにはテクスチャまで変えないといかん有様です!
一人の人間がこれだけ顔変えられるのかと、むしろ恐怖を覚えます。ええ、よく見るとつり目とたれ目使い分けたりしてんですよこの人。眉の動きはとてもフィギュアでは再現できないし、役者って怖い。
……そんでもって一番苦労してるのは髪型です。
あの髪再現できなくて仕方なく(下の絵の髪に)手書きで足してます(´;ω;`)
どっかにああいう髪型ないですかね。
2013.09.13 01:30 | URL | #4SZw2tfw [edit]
chizu says... ""
金さん(我が家ではこうよんでます)
の存在感すごいですよねえ。
襄せんせいハグすればよかったのに。


twitterで拝見したちょっぴり蜜×毒なバージョンも素敵です。
こちらの方が好みだったりして。
2013.09.13 17:28 | URL | #CjlWd7YA [edit]
rose says... "やはり金さんかw"
>chizuさんこんにちは~!
大垣屋さんて大沢商会創立した人なんですよね。そりゃ大物使うわけですよねえ。
この後襄先生から洗礼を受けるほど関わりの深い人ですし、もしかしたらいずれハグもあるかも知れませんw

ツイッターの#八絵も見てくださったんですね。うでしいです。
実は自分も蜜×毒な方が好きなんです(笑)何しろ基本毒っぽい絵柄なものですから。
八重感想的には天使でないといかんと思ってマイルドにしたんですが、やはり自分が好きなように描いた方が見てくださる方にも受けるのかも……ちょっと遠慮を取っ払おうかと思いますです。
ご意見ありがとうございます。
2013.09.13 21:23 | URL | #4SZw2tfw [edit]

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[八重の桜] NHK大河第36回「同志の誓い」
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