Poizon of rose

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鴨川減水w

Posted by Lazyrose on   2 comments   0 trackback

ええーっと、前回は失速しかけましたが、今回は政治パートがわりとしっかり描かれていたので、感想も真面目に(笑)

板垣退助らによる 打倒薩長 もとい自由民権運動の火の手が上がる

「そんな事より財政問題じゃあ!」と、悪党面した岩倉・伊藤らが地方増税を決定

府知事から追加徴税を命じられて京都府議会炎上

新聞を使った民意をあおる覚馬の作戦に怒り狂う槇村

殴り合い蹴りあいひきずり落としあったうえで両者痛み分け
「やっぱりお前は強ぇ」「お前もよく闘った!」
いわゆる熱血少年漫画(笑)

槇村府政の置き土産で演説集会の自由

同志社で演説会開催

おおむねこんな感じで、要素と要素がからみあった話の流れはなかなか上手かったと思う。

なんちゅうか、露骨っちゃ露骨なんだけど、
「お上の御聖断をあおぐ。此度もそれで決まりやぐへへへ」と嘯く岩倉卿や伊藤ら新政府の面々がほぼ時代劇の悪代官ノリで笑った。
錦の御旗を捏造した彼らの相も変わらぬやり口を描く一方で、
「戦いには敗れても、義がどちらにあるかを世に問うことはできる。戊辰の頃とは訳が違う」
と静かに槇村と対峙する覚馬との対比が。

いやー、わかりやすいわー(笑)

確かに西南戦争の回で描かれた、「薩摩への復讐だ。会津は逆賊ではない!」という山川様の主張は、感情的には全面賛成だし、もちろん間違ってはいないのだが、ただの復讐心とも受け止められかねない。
「そもそもこういったやり方は国際社会の一員として未熟だ」
と糺す覚馬の姿勢こそが、「八重の桜」でもっとも述べられるべき「会津討伐への批判」なのだろう。

そして、政治的なストーリーに絡ませて、山本家の問題を描いたのもスムーズな流れだった。
密偵に襲われたみねを、半身不随の身で立ち上がった覚馬が救うシーン。
「何かあったら大声で呼べ」と父としての情愛をのぞかせる。
そして結婚を決めた娘に、再度同じセリフを呟くシーンは久しぶりに感動した。

残り9回となった中で、これまで描いてきた「八重の桜」をどう収束させていくかを、今回の脚本は見せたかったのかもしれない。

ただ、いかにも残念なのは、「正しい批判」をすべき山本覚馬の人物像がどうにも薄い点だ。
彼の主張の正しさを実感させるためには、そもそも戊辰前の京で、彼がどれだけ開明的かつ重要なポジションにいたかを、もうちょっと描いておく必要があったと思う。
幕末編で、どうにも田舎から来た兄ちゃんが新撰組にびっくりしたり西郷に再会したりウロウロおろおろしてるだけで、覚馬という人物の偉大さがさっぱりスルーされている件はネット上で指摘されていた。
彼があの時代に、いかに諸藩の名士たちと交友関係を築きあげ、西欧の知識を取り入れた開明的な思想を持っていたか、そして戦後京都の近代化のためにどれほどの功績をあげてきたか。
そこの部分が端折られてしまったがために、現在の覚馬の言葉に説得力がなくなってしまっている。

せめて西周との交友だけでもなあ……うーん、非常に残念だ。


でも、この先の回を、襄先生の大学設立運動と、おそらく徳富蘇峰を通して描かれるだろう自由民権運動あたりを主軸にして見ていくぶんには面白いかも知れない。
残り9回という中でどこまで描けるかわからないが。


そう、その大学設立。
民意を反映する国会設立の勅書が出たときき、一国の良心となるべき人材を大量生産せねば! と決意した襄先生。
窓からの光を背景に「大学作ります!」と宣言する襄先生美しかー。

131015-blog1.jpg
後光効果が激しいのは照明担当の趣味か?


この話が出たからには、襄先生のあのとんでもない人脈フル活用の寄付の話も出てくるよね?
出てこないとは言わさないよ!ヽ(`Д´)ノ
だって、さらーっとwikiで調べただけでも、
井上馨・大隈重信・土倉庄三郎・大倉喜八郎・岩崎弥之助・渋沢栄一・原六郎・益田孝etc……
そうそうたるメンバーですやん。すごいなあ、明治史にうといこのワシでさえ知ってる大物ばっかだよ。

だいたい襄先生の交友関係は、覚馬に負けず劣らず尋常じゃないんだよね。
上記以外にも岩倉使節団時代には、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文、田中不二麿、森有礼、富田鉄之助。
今回岩倉たちに追い出されてブチ切れてた大隈さんや、土佐弁で気を吐いていた板垣退助とも交友あるんだから!
勝先生なんか福沢諭吉けっぽって同志社に寄付したってんだから!(笑)

ここを活写せずして新島襄を描いたと言えるか!
いつもニコニコふわふわしてる天使なだけじゃないんだぜ!
っていうか、襄先生って何者なんだこれ、正直冴えない校長先生は仮の姿だろう。
実は世界征服のための秘密結社の一員とかそういう、いやフリーメイソンとかかわりがあったってのは知ってるけどw

……ってところをひとつお願いしますよNHKさん。
うん、覚馬の交友関係はなんかもう手遅れだけど、襄先生関係はまだ回数あるし! ねっ(笑)

ところで、覚馬の娘みねさんメイン回、というか、むしろ父・覚馬の回だったわけだが。
久しぶりに覚馬が政治家として理想と信念を追求し、容赦なく敵を攻撃する顔とは別の表情を(無表情だが)見せてくれて面白かった。
「(跡取り娘として育てられたのに)結婚を許すってどういうこと!」
という娘の怒りに「???」みたいな(笑)
まあ彼にしてみれば娘の恋愛に鷹揚な、非常に開明的な良いパパのつもりだったのに怒られた、なんでー? てな気分だろう。
ふたりが旅立つ時、見送りはせずにひとり部屋で浮かべる微笑も深い。

だが。
「何があっても離れんじゃねえぞ」という覚馬に「おまえが言うな」と視聴者全員が突っ込んだだろう。
いや、もちろんわかってるよ。あれは「お前は」何があっても離れんじゃねえぞの意味なんだよね。
でもちょいと突っ込まずにはおれない失笑シーンだった(感動シーンなのに!)

まあ、ツイッター界で兄が投げ込まれすぎたせいで鴨川があんな事になっちゃったけど、今回でだいぶ水位が減ったんじゃないだろうか(笑)

Comment

sannzi says... "ちょっと安心した回でした。"
今回は題名からして、めんどくさそうな内容になりそうで、不安に思っていました。
コテコテの朝ドラになるのではないかと思って、
でも実際はそんな事も無く、意外と楽しめたなと思っておりました。
冒頭の、おおむねな感じのまとめを読むと、多くの要素が描かれていたのですね。
それで飽きなかったのだと納得しました。

今回も八重さんを主役にするのが難しい内容だったと思います。
確かに覚馬がいきなり議長に選ばれたりして、不自然な思いはしていました。
なぜ薩摩に囚われた時、一人手厚く扱われたのか、きっとそれなりの人格を持っていたのだろうと想像はしていました。
考えてみれば、そこら辺りが全く描かれていませんでした。
でも、私の想像していた以上に偉大な人物だったのですね、知らなかった・・・

襄先生の交友関係も凄いですね・・・
いよいよ八重さん主役が難しくなっていくような(^_^;)
でもきっとジャンヌダルクだけではない人柄が描きだされていくのだろうなと思います。

しかして今回一番印象的だったのが、髪を振り乱して怒り狂う槇村と、「何があっても離れんじゃねえぞ」でした。
私でさえ「おまえが言うな」とちょこっと突っ込んでしまいました(^_^;)
2013.10.18 23:37 | URL | #u2lyCPR2 [edit]
rose says... "ほっとしましたねー!ウンウン"
>sannziさん
毎度偏った感想にお付き合いいただいてありがとうございます。
ほんと、sannziさんや、ツイッター仲間が一緒に見ていてくれるからこそ、ドラマを二重三重に楽しめるんだなあと思います。ひとりだったら楽しみもひとりぶんだけですもんねえ。

今回は脚本が山本むつみさんだったそうで、やはり歴史的なポイントを抑えるのはこの方が一番うまい気がします。八重さんが影薄いのは、やはり史実的に国や政治に絡む人物ではないわけで、そこを無理に補強するといわゆるスイーツになってしまう以上しょうがないんでしょうね。
それでも頑張ってバランスとってるなあと思います。個人的にはドラマの八重さんの性格結構好きなんですよね。

ううむ、sannziさんですら突っ込まずにおれなかったか!すごいわ山本兄の天然クオリティ(笑)
2013.10.19 00:56 | URL | #4SZw2tfw [edit]

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