Poizon of rose

蜜×毒なイラストとかOJとか

ミルクセーキ祭り

Posted by Lazyrose on   2 comments   0 trackback

(予告)
今回はスイーツな感想ですよ、ミルクセーキだけにw


時に明治15年。自由党の板垣退助が暴漢に襲われる。そう、かの有名なあの事件だ。
まあ、板垣も気の毒っちゃ気の毒なわけよ。
あの名セリフのせいでほとんどの後世の人からてっきり「板垣死んだ」と思われて、後年宮武外骨から「自由は死んでも板垣死せず」「岐阜で死んでりゃ良かったのに」などとこきおろされるはめになったりした点は。
で、結局死んでなかったわけだが、その板垣の見舞いと称して面識もないのに大学創設の協力を取り付けるために押しかける襄先生。意外と図々しいところがまた魅力的。
真面目な顔で「国会の成立を前に、官立大学の弊害、私立大学の必要性」等々を説いているのだが、とーても良い事言ってるのだが……ミルクセーキを作る所作が可愛すぎてそっちにしか目がいかんw
一口飲んだ板垣を「美味しい? ね、美味しい?」みたいにわくわく凝視しちゃったりして、そんな可愛い目で見つめられたらたとえ「何じゃこりゃああ」と思ってたってまずいなんて言えないじゃないさ!
いや窓際に移動しても飲んでたところをみると美味しかったようだが(笑)

どうです! かの板垣退助すらも篭絡した、おそるべし襄先生(のミルクセーキ)!
我々は! このすさまじいまでの商品訴求力を前面に売り出すべきではないのか!
今こそロー○ンは「襄先生のお手製ミルクセーキ」「襄先生のお手製サンドウィッチ」そして「新島家のジンジャークッキー」三点セットで期間限定発売するべきであります!
(ソウダ!)(ワーパチパチ) ←効果音

こりゃ売れるで

ただでさえ今回のタイトルが「襄と行く会津」ですからねえ。
「いったいどこの旅行会社のキャッチコピーなのか」「ツアーの詳細を教えろ今すぐ申し込む」と一部視聴者を騒然とさせていたようで、NHKは襄先生の商品アピール力がいかに凄いかを熟知しているらしい。
なんのためにこの時期にCM起用したんか!
なんのために白オダギリ設定なのか!
この流れに乗らずしてどうするローソ○! 焼きパスタばかりが商品じゃねえぞ!

というわけで焼きパスタ


おおむねそんな内容だった第42話「襄と行く会津」
ストーリー的には、伝道旅行に同行した八重が十数年ぶりに会津を訪ね、変わり果てた故郷で失ったものの大きさ、大切さをかみ締める……というようなスーパー会津回のはずなんだけども、
結果的にむしろこれはスーパー襄先生回だった事が判明(笑)

いやはや、さらに女子力アップした襄先生たらミルクセーキはふるまうわ、義理姪にオルガン弾いてお歌の稽古してるわ、無敵だな。
男を陥とすにはまず胃袋からというアレを素でやる襄先生、確実にワシより女子力高いわ。
前夫とのノロケ話をきかされても「幸せだったんですねえ」とか天然天使っぷりにも磨きがかかってるし。
尺の都合上無理かなーと思ってた猪一郎のそば対決も(会話の中でとはいえ)出た!
板垣退助との人脈も出た!
そして来週は勝先生も動くとな!
うむ! 襄先生に関してはいい感じにポイント抑えてるじゃないかえらいぞNHK!

ミルクセーキ以外の取り上げポイントは、やはり安中で待ち合わせた八重さんを見つけて「八重さーん!」と駆け寄る襄先生ですかね。

もはや子犬
♪どんなにじょうずに隠しても、お耳としっぽが見えてるよ♪
……何なのもうこの可愛い生物は。


さて、先週、一年かけて描いてきたストーリーをどう収束させていくか打ち出してきたのかな?
と思った脚本、案の定今週は焦点定めて必須要素を盛り込んできた感じだ。
上手いなあと思ったのは、荒廃した会津の様子が描かれることによって、同じ回に板垣が言った「武士だけが戦っても人民がそっぽを向いていては国が滅びる」というセリフが生きてくるあたりだ。
若干、回想シーンが長すぎてちょっとダレたけど、ただ会津を懐古するための尺つぶしではないという事だろう。

また、主要な登場人物たちの心理描写もきちんと押さえてきている。
たとえば、会津に行かないのかと問われて、複雑な表情で「俺は行けねえ」という覚馬。

「行かない」ではなく「行けない」というところに心情が溢れる。

戦の前に故郷を離れたきりの覚馬にとって、記憶の中の会津は、美しく懐かしいことばかりだっただろう。
だからこそ、その大切な故郷を守って闘えなかった己に帰る資格はないと思っているのではないだろうか。
盲いた身にはもはや故郷が映ることはなく、思い浮かべるのは祝言の夜。
今回このシーンを見て、そういえばこれまで覚馬自身が会津をどう思っているかを描いた場面がなかったなあと思い当たった。かすかに玄如節の拍子をとる指先の動きが、普段感情を出さない覚馬の、会津への、前妻へのやるせない思いを物語っている。
そして、そんな覚馬の想いを感じとっていて、黙って耐える時栄さんの表情のなさに、溢れんばかりの感情が見てとれる。

さらに、みねが嫁に行ったと聞いた瞬間、それまでの頑なな表情から晴れやかな、心から安堵した表情に変化するうらさん。涙を流して喜ぶシーンは、先週の覚馬とセットになっているのだろう。
父は、家を継がせるために育てたのではなく、母も家を継がせるために手放したのではない。
きちんと教育を受け、良縁に恵まれるようにと願われていた事が、みね本人に伝わったことで、山本家におけるひとつの物語が終息したように思える。

……というような会津再会の感動がね! 感動したんだけど! お吉さんとの再会とか、特に見る影もなくなった家の跡から角場が見つかった瞬間はもうトリハダ立ったくらいなんだけど!
……次回予告で全部持ってかれたったった(笑)

なぜ! なぜ「捨松を嫁に欲しけりゃ俺を倒してみろ!」という、兄というよりもはや父親ポジションをヒロインがやるのか!
そしてそのヒロインに片思いしていた山川兄の立場はいったい!(笑)
四十やもめで連れ子が三人(しかも全部娘)おまけに元敵軍の大将という、ほとんど突破不可能な障害の壁を、果たして弥助は突き破る事ができるのか!
次回「鹿鳴館の華」刮目して見るべし!

うん、まああいかわらず切ない山川様の受難は置いといて、男前な解決方法だよね。
やっぱり男前の八重さんの方がカッコ良くて好きだなあ。いっそ大山狙撃しちゃえばいいのに。なんでも史実では板垣が刺されたときいて「死ねばよかったのに」みたいな反応だったらしいしワシもちょっとそう思うし(酷)
いや、板垣に関してはちょっとだけ心配したもんでね、ホラあの人アレな人だったみたいだからね。
若い頃は素行不良で二回も処罰されてそのうち一回は男をアッー!とかそういうアレだからね。
こんな可愛い白うさぎが単独で乗り込んだら危険なんじゃー! とか思わないでもなかったけどNHKだしそんな事はなかったぜw

というわけで、ミルクセーキ発売してくれよう。

Comment

への8 says... "なんと!"
板垣って「男をアッー!」しちゃったんですか!(驚愕)
いつも勉強になるなぁ。rose姉御のBlogは…(しみじみ)
2013.10.24 01:29 | URL | #- [edit]
rose says... "反応早っ"
>への8さん
しかも視点はそこですかい!(笑)
板垣に興味はないのできちんと調べてませんが、「御侍中先祖書系図牒」という土佐藩武士の公的記録に「同輩え対し狼藉」とあって、この狼藉という言葉がソッチ関係の沙汰で使われるというのが、噂の根拠らしいですね。喧嘩してボコボコにしたあげくアレして蟄居処分+家禄召し上げとかどんだけDQNだったのかと。
はっはっは、やんちゃだね。
でもこの件で謹慎中に勉学に目覚めて真面目になったそうですよ。
2013.10.24 11:33 | URL | #4SZw2tfw [edit]

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