Poizon of rose

蜜×毒なイラストとかOJとか

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ジョーと襄

Posted by Lazyrose on   2 comments   0 trackback

ルパン三世実写化ですとな。
しかもルパン三世=小栗旬、次元大介=玉山鉄二、石川五ェ門=綾野剛、峰不二子=黒木メイサとな!
なんですかそれなんてチーム八重の桜?(笑)
ひょっとして大河メンバーから優先キャスティングとかいう事ですか?
そういう事ならひとりここにいて当然の人物が抜けてませんかね?
ルパンでも次元でも五エ衛門でもいけるんだけど。何ならのこり二役もできなくはないんだけど(と一部地域では言われておる)

本人そのためにモミアゲ剃らなかったほど熱望してたんですけどーーー!

Boo! Boo! Boo!ヾ(`ε´)ノヾ(`ε´)ノヾ(`ε´)ノヾ(`ε´)ノ

まあ、どんだけ練られたキャスティングであっても視聴者からの不満は出てくるもんだ。
何しろその役者がその役のイメージにはまっているかどうかってのは、個人的な主観でのみ評価されるので、万人が納得する配役というのはほぼ不可能だろう。

その点、「八重の桜」は、かなり大多数の人が納得できる、秀逸なキャスティングが目立った作品だといえよう(←強引なw)
個人的には容保公、慶喜公あたりはもはや他の俳優は想定できないくらいの見事なマッチングだったと思う。
西郷どんや槇村元知事なんかも、嵌るというのはちょっと違うがインパクトを上手く使った成功例だろう。
我らが新島襄先生をオダギリジョーがというのも、「駄ジャレかよ!」という突っ込みは措いて、結果的にはこれまで視聴者の視界エリアになかった新島襄という人物を、強烈に印象づけた上手い配役だった。

実はオダギリは自分なりに新島襄という人物を調べ、役作りをしていたのだが、演出だかプロデューサーだかの意向で路線を変更し、あの白くて天使でふわふわの襄先生になったらしい。
まあ、その辺はストーリー全体のバランス等、さまざまな事情を斟酌した上での人物像なのだろうし、優しくて紳士的でフェミニンな襄先生はとても愛らしかったので不満はないが。
その一方で、新島襄を「情熱的で信念に向かって突き進む反面、思いが強すぎて不器用」と評していたオダギリが、本来想定していた襄先生はどんな人物だったんだろう、という興味も捨てられずにいた。
もしも、オダギリが想定していた襄先生と制作が打ち出した襄先生、微妙に異なるであろう人物像が重なる事があるとしたら、それは襄先生が最期を迎える時期だろうと期待していた。

そして、死と直面した今回、期待どおりの「新島襄」の姿を見られた気がするのだ。

今回は「新島襄とはどういう人物だったか」を集中的に叩き込んできたいわば襄回で、当然最初から最後まで襄先生祭りなわけだが、単純にうかれるにはひとつひとつのエピソードが辛すぎてなあ(´Д⊂ヽ

何しろ襄先生目に見えてやつれてるわけですよ。
ニコニコしてても、大学設立を必死に説いてても、中心部に生気がない。
顔色がなくて生気がなくて、ああもうこれはほんとうに長くないんだというのが目に見える、そこはもう、死と向き合う人間を演じる役者オダギリジョーの役作りの凄さだろう。

ことに今回のクライマックスである寝室での慟哭シーン。
命がけで進めてきた大学設立の悲願が、あと一歩で成就するところまで来ているのに、自分の命が間に合わない。夢の成就を見ることがかなわないという、絶望を、憤りを、本音を吐露した激しい演技は見ごたえのあるものだった。
何度か書いたと思うが、激しい感情爆発はオダギリの本領ともいえる分野だ。
傷つくジョーは何より美しい。だが、今度ばかりは美しすぎてニヤニヤできなかったよさすがのワシも^^;


131127-blog1.jpg

そんな襄先生に対する「大学なんかいらねえ! 襄の命が削られるくらいなら、大学なんかできなくていい」
という八重さんの言葉は
「初めて八重さんが妻として夫をどう思っているか感じられた」
「この期におよんでなぜ襄先生の人生を否定するような事を」
と、賛否両論だったようだ。

自分はここで描かれたのは、女性と男性の考え方の違いなんじゃないかと思う。
命をかけた事業よりもあなたの命の方が大切だ、というのは、実に女性的な、言い換えれば「母親」の言葉だ。これは本来、母親である新島とみが云うべき言葉だが、病に臥している母に代わって八重さんが担ったのだろう。
それに対して「お前のやって来たことは間違っていない、その仕事はかならず受け継がれる」と云えるのは男性的な思考であり、その役は前回の父・新島民治と(おそらく)山本覚馬が、そして徳富蘇峰ら教え子たちが担っている。

そのへんを踏まえたうえで、自分が若干残念に思ったのは、八重という人物がただの女ではないという前提があるんだから、ここはひとつ常識はずれに、男性的な反応をして欲しかったと。
八重さんが襄先生の夢よりも命を、と叫んだのは妻として女性として当然だ。
だが、その言葉によって、唯一すがれる存在だった八重さんもまた襄先生が「思いやり、守らねばならない存在」になってしまったことがちょっとばかり残念だったのだ。
余命告知のシーンで、自分の死よりも八重さんを思いやって抱きしめる聖人描写があっただけに、ここでは本音を吐露した襄先生にハンサム・ウーマン八重さんらしく、本音をぐっとこらえて、「同志」として支えて欲しかったなあと。

いや、でもそこで「いかん、八重さんが傷ついている」と我に返ってしまった襄先生の「一粒の麦が死ななかったら世に実りは訪れないのだから!(意訳)」という言葉をきいて、
これまた我に返った八重さんが「これは襄の戦いだった」と同志として受け止めたわけだから、やっぱり彼女はハンサム・ウーマンだったとは思う。
夫婦して本当のところをぶつけあった上で、やはり「一緒に戦おう」と再確認した新島夫婦、という図なのだろう。
そうして覚悟を決めて、もはや戻らぬ我が家を後にして旅立つラスト、門を出る寸前に泣きそうな笑顔で振り返る襄先生。
ああ、これで終わるんだな、と胸がしめつけられる。
もうね、もうワシらにとっては来週が最終回なんじゃー!(オイ)

もはやこの期に及んで、明治編の割合が短すぎとか八重視点だから話が狭いとか新政府が伊藤ひとり舞台だとか井上空気だとか、そんなどーでもいい不満をあげつらう者は去るべし!(つーか長州贔屓は再来年まで黙っとれ)
もう襄先生の行く末を見るだけでいいじゃないか!

あ、とはいえ、ひとつだけ云いたい。
せっかく大隈さんが募金集会をお膳立てしてくれた中、襄先生の命をかけた「お前ら寄付しやがれ」演説のあの超絶ショボさは何事だ!
そこだろ? そこが大事なんだろ!
「国民之友」の寄稿文、あれをそのまま読むだけでいいんだからさ!
そこで手を抜くなよー! 説得力なくなるだろー!

嗚呼已牟哉(やんぬるかな)! 我いまだ新島君の本領を見る能わず!(号泣)

これに限らずですな、襄先生の苦労と活躍があまり描かれていなかったせいで、「まだ死ぬわけにはいかない!」という苦悩が若干薄いのは確かなんでございますよ。
積み重ねの薄さをカバーできる最後のチャンスだったのに!
今までかなり無理してでも脚本をかばってきたが(笑)さすがに文句言いたいぞ。

いやいや、でもね、ひしひしと悲劇が迫りくる緊張感の中で、夫婦でほんわか射的で遊ぶシーンは良かった(泣けるけど)
八重さんの「よし、命中」が笑ってきける時代になったんだな(と、時代の変化にしんみりして)
無邪気に負けん気発揮する襄先生がもう可愛くて可愛くて(いっそ胸がつまるけど)
「ふたりだけでゆっくりと過ごすのはいいものですね」にああもうこの夫婦がふたりきりの時はないのかとウッときたりとかもうね、

もう何やっても涙目になる視聴者を、唯一救ってくれたマッキーありがとう(´;ω;`)

本気で悔しかったらしい
射的で負けて白目になってる襄先生にもかなり救われたけどね

Comment

sannzi says... "なかなか充実した回でした。"
一枚目の死を自覚した襄先生の絵、美しいですね。
ライティングが、まるで必殺シリーズ独特の絶妙さが感じられて良いです。

今回は射的シーンで、この後どうなるか、予告編等で大方分かっていた事もあり、恥ずかしながら胸キュンしてしまいました。
さりげないシーンでしたが、もしかしてシリーズを通して一番好きなシーンになるかもしれません、そこまでのシーンだったかと思われるかもしれませんが。
襄先生も八重さんも可愛かったですね。
あのシーンがあったればこそ、慟哭シーンも活きて来たのだと思います。
演説のはしょり、物足りなさは確かに感じましたが、それでも見ごたえある面白い回でした。
2013.11.30 23:58 | URL | #u2lyCPR2 [edit]
rose says... ""
>sannziさん
じ、実は、ライティングのみで何とかあの陰影を再現できないかと相当四苦八苦したのですが、スポットライトそうとういじったんですが無理でしたorz
あと空気感がどうしても出せない。バージョンアップしたら少しマシになりますか?(←腕のせいだ)

射的シーンはほのぼのすると同時に胸をえぐられるような、印象的な出来でしたね。おっしゃる通り、あのシーンがあったからこその慟哭、まるっと同意です。やはりドラマというのはこういう光と影が描けてこそ。
いや、絵もそうですよね。ちょっとライトの勉強しなおすわ‥‥。
2013.12.01 23:41 | URL | #4SZw2tfw [edit]

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