Poizon of rose

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愛されすぎるテロリスト

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諸君! ちょっと思い出して欲しい!

第4話時点でのワシの結論を!

いいですか、これは特撮ドラマなのです!
それも「牙狼」みたいにエロもグロもありのアダルトな「大人向け特撮」ではない。ぶっちゃけ日曜8時に放映してかまわないレベルの特撮なのだということを!

したがって、
・前回一號が倒されて、身近に迫った国テロの脅威にみんながビビッて店には警護までついている、という緊迫した状況説明まったく無し
・ライフル持ったテロリストが客席座ってるとかこの劇場のセキュリティずさんすぎ
・基地局の隊長がたったひとりで無用心にドアをあけて敵に司令部乗っ取られる
・せっかく新戦力で投入されたイルマの実力スルー
・この期におよんでも信念変えない主人公の信念がいまいち浅いまま
・一號が銃を床に置いた時点で、蹴って蘇我に撃たせるオチが見えちゃったよ!
・つーか主人公の長々した決意表明ちゃんと聞いて待っててくれるってテロリスト親切すぎねえ?
・手榴弾一個で大爆発はないわwwww

などといった数々のツッコミはすべて無用!
特撮とはそういうものなのだ! 話はご都合主義ですすむものだ! 敵は親切に主人公たちの熱い語りを待っていてくれるものなのだ! 地雷なみの威力の手榴弾が至近で爆発しても主人公(たぶん敵も)は脱出できるのだ!
そして最終回は映画への引きで不完全燃焼で終わるものだ!(笑)

そんなわけでな。
我々正木様親衛隊はここに宣言する!

ありとあらゆる生温さは正木様の存在で帳消しだ!
我々は! 正木様を見るためだけにすべてに目をつぶる覚悟を持って臨んでおる!
「続きは映画で」おう上等じゃ! 映画には必ず正木様を出せそれも重要な役で出せ妙な仏心出さんで徹底的に主人公痛めつけて殲滅されてくれ要望は以上だディケイドは黙ってろ!
(ディケイド悪くない)


えーとー、そんなこんなで最終回とはいえストーリーも演出も思ったとおりの展開で、特に触れる必要を感じない。あえていうなら予想以上だったのは、

その1.
「どうしてSATがここに?」「当たり前だろう。俺達はこの国の最後の砦だ」
 うわあSATかっけえ!
その2.
「さあ、はじめようか、NPS」「撃ってみろよ、NPS」
 ぎゃあ国テロかっけえええ!

ううむ……NPSとはなんだったのか?
いや、それは「正義とは何なのか?」という問いに等しい。
しっかりとそこにあって欲しい、ちゃんとそこに立脚していて欲しい。だがそれだけでは満足できぬのだ、心の汚れた大人たちはw
正義とは! 悪の華を際立てるための花瓶! 剣山! 美しい花をしっかり支え目立たせるために頑張るのだNPS!

そういう心の荒んだ大人にとって、最大の見せ場が悪の華・正木圭吾の蘇我いたぶりシーン。
何よりも胸に迫ったのは、蘇我にテロによる浄化を否定された時の表情だ。
あの、満ち溢れる何かを無理やり押さえ込もうとするような、悲しげな、痛みをこらえるような……。

140318-blog1.jpg


いかんよなー、テロリストが美しくちゃいかんよ、間違っとるよ。うんうん。


そんな正木の、蘇我(=SAT)に対する姿勢は、決して敵対していない。わざわざ狙って足を撃ってるし、「なぜここに来た」とか言ってるし。おそらく正木としては、ここでNPSを全滅させ、その後かけつけたSATに自らを「制圧」させることで「制圧法制定」という(霧山の)目的を遂げようとしていた。
そんな正木にとって、蘇我の拒絶はどう映ったのだろう。
あの表情が美しいと思えるのは、たぶん恐らく
「そんな正論はとうの昔に通過済み」という、老成した悲しみを含んでいるからではないのか。
直後に現れた正義の味方・一號に対する、嫌悪と敵意むきだしの目つきとの対称を考えるに、姉を殺された過去を持つ蘇我に対して、どこか共感を感じていうようにも見える。

正木様はね、幼稚な正義のヒーロー気取りが嫌いなんだよ!
理不尽に身内を殺されて、日常を壊されて、その苦しみに耐えながら生きている人間を、「守っている」と思い込んでいる能天気なヒーローが嫌いなんだよ!
そんでもって

(ここから妄想)


ひょっとして、正木自身、大切な人間を理不尽に殺された過去を持っているのではないだろうか。

きっと、家族を犯罪者に殺されたのよね。
天涯孤独っぽい描写からしても、たぶん皆殺しだね。
そんで復讐に駆り立てられたけど幼くて失敗して路頭に迷って池袋のドヤ街で死に掛けてた中学生くらいの正木を(どうやったらドヤ街で死ねるのかは不明)たまたま通りかかった霧山先生が救ってあげたんだわ。
そして霧山の庇護のもと、ダッカ事件うんぬんの洗脳を受けつつ彼は正義の警察官になったのよ、実は正木も警察官だったのよ。
だけど正義のはずの警察は、犯罪者の人権最優先で、被害者や被害者遺族の心情二の次で、
「これはもう霧山先生の言われるように、制圧法を制定しない限り日本の警察はダメだ。そう簡単にできないことなら自分が変えさせてみせる!」
みたいな流れでテロリストを名乗ることになったのよきっとそうよ元警察官がテロリストになっちゃうとかありえないから経歴抹消されてんだよ警察OBの力かしらんがそういう事にしておこう。

そして「ヒーローだよ。だからこそ悲劇的だろう」というセリフ。
あれは、本当は一號に対するものというより、国を守るために命を捨てようという「異質なヒーロー」である自分への自虐なのではなかろうかっ!

(妄想ここまで)


……みたいなねえ、そういう描かれていないバックボーンを妄想させるんですよ、オダギリという役者はね。
ああ、ちなみに何の根拠もないただの妄想ですから。本気にしちゃいけませんぜ。

でもねえ、そう考えれば霧山先生が正木様のこと「どこ行っちゃったんだよう」ってめそめそ心配するのも当然よね。
そりゃ可愛がりもしますわね、アレですもん。アレが自分に心酔して命まで捧げてくれるんだもんなあ。
愛されてるよなあテロリスト。
うん、これはもうね、映画ではスイーツ天城審議官が霧山先生を裏切って失墜させて、いや闇に葬ろうとするその時、爆発で重傷を負いながらも逃げ切った(どこぞの女だか人の良い老夫婦だかに匿われて平穏な日々を送っていた)正木様が、今度は名前も変えて立ちはだかるんだよ。
命の恩人の霧山先生の命と名誉を守るために!
ラスボスとおぼしき天城審議官を追い詰めるNPSを背後から援護して(だから妄想は)

いやでも、正木が裏返しのヒーローっていう形式はありだよね?

なんたってまだひとりも犠牲者出してないもん、このテロリスト。
10名の人質も、あらたにとった6名の人質も、最終的には無事に戻すつもり満々ぽかったし。
殺してないどころか、これまで彼が暴力を揮ったのは警察関係者のみだし。
一號の家族にだって薄笑いを浮かべて財布出して金払っただけだ。
むしろ空港で走るクソガキは優しくたしなめ、バスではおばあちゃんの手を引き、国を憂い、目上には深々とお辞儀をするような好青年だ。外食したら「ごちそうさま。美味しかったです」などとさわやかな挨拶までしてくれるんだ!

いやいやいや、
「相手はあの正木」などと香椎隊長に言われるほど酷いことしてないっすよこの人。
頭の弱いヒャッハーな人たちに武器売りつけたけど。
生と死の境を絶望的にさまよう男に弾あげたけど。
そんな凶悪犯には思えないですねえ。
もうちょっとこう、彼が国テロとして「あの」呼ばわりされるほどの活躍ぶりを描いていただきたかったですねえ。

あ、ちょうどいいじゃないの。
映画公開前にはきっと話忘れられてるだろうから、再放送にくっつけるスペシャル二時間番組で
「M-最後のテロリスト-」をやってくれ。
国をテロから守るためにテロに走るテロリストの真実をぜひ! くわしく!

そんなこんなの全10話、どうせ映画化するんだしと思うとラスト近辺の緊張感が若干足りなかったが、ていうか全体的にいろいろと物足りなかったが、まあまあ面白かった(特撮と思えば)。
とりあえずの〆には正木様自身の言葉を彼に贈りたい。

ごちそうさま、美味しかったです(いろいろと)

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