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蜜×毒なイラストとかOJとか

「大川端探偵社」#1 三度目のタケシ登場

Posted by Lazyrose on   2 comments   0 trackback

今期オダギリ出演三作品中、本命中の大本命!
期待の「リバースエッジ 大川端探偵社」が、ようやく、ようやく放映された。

もうね、もうテレ東深夜枠探偵物と並んだ時点で今期最大の注目作ですよ。そこに持って来て主演オダギリ主題歌EGO-WRAPPIN'ですよ、んもうワシを殺す気かテレ東は。
年明けに4月スタートが発表されてからこっち、待ちに待ってふくらみきったオダギリファンの期待を裏切らない、実になんというかオープニングから次回予告まで、ありとあらゆる要素が自分好みのドラマであった。
偉いぞテレ東凄いぞ大根監督!

そうなんだよ! こういうオダギリが見たかったんだよ!!(絶叫)


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クリックで倍

冒頭、小汚い隅田川沿いの事務所に新聞読んで暇こいてる所長、化粧に余念の無いエロい受付嬢、そしてヨレヨレのシャツでソファで寝こけている探偵と、イマドキ要素のまったくない画面から物語が始まる。
依頼主はなんか小物っぽいヤクザだし、依頼内容は昔食べたワンタン探しだし、淡々とした話運びで、登場人物も淡々としていて、依頼された元店主もあっさりと見つかっちゃうし。
いわゆる推理ドラマに必須のスピード感も謎もドラマもない。
そして全編から漂う昭和臭がもうぷんっぷん。
まあ要するに「探偵物語」とか「濱マイク」が好きな人ならまず間違いなくハマるタイプの番組だ。

そんなオフビートな雰囲気の中、要所要所で心に残るセリフや視覚に残る映像が挟まれる。
村木と矢部が連れ立って公団住宅に向かうシーンなど、そのままPVにして欲しいくらい秀逸だ。
最近のドラマにありがちな、「くどいほどわかりやすい状況説明」は極力抑えられていて、にも関わらず登場人物の心情やそのシーンの状況がありありとわかるのは、役者の演技力のみならず、こういった映像がバックグラウンドを語っているからだろう。

実を言うと、この第一話で自分が一番印象に残ったのは、なんとオダギリがいないシーンだった。
訪ね当てた公団住宅で村木が交渉している間、入り口で子犬のように座り込んでいる矢部の姿。これががなぜかぐっときた。
うさんくさそうに村木を睨みつけ、信用できないと見張っていた矢部が、下町ならではの方法で調査をこなしていく探偵に徐々に心を許し、素直にくっついていく心情の変化があのカットに現れている気がする。今回限りのゲストなのに、できればこのまま村木とコンビを組んでくれないだろうかと思ってしまうほどだ。

大げさな演出もなければ、単に「なつかしい味をもう一度食べたい」というちっさい依頼をこなしただけ。
なのに見終わったあとの充実感がすごい。切なくて、しかし人生ってそういうもんだと思わせる。
これは大人のドラマだ。

そして言わずもがなのオダギリ。
もはやオダギリ史上最も格好いい主役をゲットしたと評していいのではないだろうか。少なくとも「ゆれる」の早川猛に匹敵する。あっちの方がエロいがこっちの方がダンディだ。
そんなオダギリが演じる村木は、はっきり言って存在感が薄い(たぶん。いや、ファン目にはくっきりはっきり総天然色になって映ってしまうので断言しきれないんだが)
というかこの「リバースエッジ 大川端探偵社」という番組そのものが、物語にさほどの意外性もなければ、特異なキャラが立ってるわけでもない、実に淡々とした内容だ。主人公である探偵もただ淡々と依頼者に寄り添い、その人生の一部を見つめ、一瞬を共有するだけだ。
だから正直言うとこの役がオダギリである必要はないし、なんなら瑛太とか松田兄とかでも構わない。
しかし、オダギリ本人の狙いはまさにそこにあって、番宣やら記者会見やらで散々主張してきたように、村木という人物が決して話の主役にならないよう、一歩引いて、受ける演技に徹していた。
他の誰が(主演のドラマで)こんなに受けに徹した演技ができるものか。それができるのがオダギリの凄さだし、視聴率うんぬんに関係なくクリエーターたちが彼と組みたがる理由だろう。


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いやあ、それにしてもこのドラマの破壊力は凄すぎる。
正直、同日に放映された「アリスの棘」が、かなり面白い上にオダギリいっぱい大満足だったにも関わらず、ほんの一時間後の「リバースエッジ」で全部吹っ飛ばされるのは勘弁して欲しい(´Д⊂ヽ

なんたってオダギリいわく「最大の見所」(笑)のオープニング。これがまあほんとに凄かった、カッコよかった。オダギリ嘘ついてなかった! マジ最大の見所だ。
それと、オープニングとはまた全然別の意味でエンディングも最大の見所。超絶美味しいオダギリが拝めるお宝影像なので、オダギリファンは毎週必見(ていうかすでに10回くらい見直した俺様)
そ、そして自分的に「テレビ史上初」なくらい意味不明な次号予告も必見!(笑)
エロ可愛い受付嬢といい、何なのこのエロエロしい女の描き方は。
最近の草食系なんたらな生命力薄そうな子供はどうなのか知らんが、昔のちびオスどもはこういうむんむんした姉ちゃんに憧れて妄想して成長していったのだ。ううむ、このしょうもない生命エネルギーに満ち溢れたエロスを美的な映像で表現するとは、大根監督さすがだな!

……み、見所満載すぎて書ききれない。困った(笑)

あと、声を大にして言いたいのは、
煙草吸う大人の男はこんだけカッコイイんだよざまあみろ!!
って事だな。
いやー、もちろん嫌煙派の人に文句言う気はさらさらないんですけどねえ。
健康がどうとかそういう価値観だけでこの格好良さを否定する人とは友達になれないと思うな。何しろここ「蜜×毒」だし、大人の男のダンディズムに煙草は必須項目なんでな! はっはっは!

Comment

chizu says... "ちょっと"
うるっときちゃいました。
涙腺ゆるいもんで。

大根作品すきなんですよ。
「湯煙りスナイパー」から全部観てます。
観てきたもの聴いてきたものが似てて
同級生のような親近感があります。
ありがとう大根くんって感じです。

映画化はないかなあと思ってるんですけど
蓮司さんが視聴率とって映画化を・・・
って記者会見でおっしゃってので
また共演してほしいです。
原作もまだ続いてるしドラマが続けばいいなあ。
2014.04.21 19:58 | URL | #CjlWd7YA [edit]
rose says... "ありがとうございます"
>chizuさん
いつもありがとうございます。
大根監督の映像は独特の価値観ですよね~。合わない人は合わないんだろうけど、好きな人間にはこたえられません。
あれは他の人では出せない演出技法だなあ。同じ美意識を持っていても、同じようなものをカッコイイと思っていても、ああいう風に表現できないんですよね。

映画化よりぜひパート2お願いしたいですね、って早すぎかな(笑)
2014.04.22 21:47 | URL | #4SZw2tfw [edit]

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