Poizon of rose

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「アリスの棘」#5 鈍いのか黒いのか

Posted by Lazyrose on   4 comments   0 trackback

ここにきて、明日美と西門の距離がぐっと縮まったことがわかる。
3話では西門が用意したジュースを手に取りもせず拒否した明日美だが、4話では差し出されたジュースを受け取って会話していた。さらに今回になると、明日美が自分の部屋の冷蔵庫から水を取り出し、それを西門が当たり前のように受け取っている。
敵なのか味方なのかわからなかった西門への警戒が消え、「共犯者」としての彼の存在を受け入れた事が、会話しながらのささやかな行動から伺え、そんな変化に何となくニヤニヤしてしまう。

しかし、彼らふたりの関係がいわゆる少女マンガ的なお約束展開になるわけもなく。
中学時代の憧れのお兄ちゃんだった西門から「ハニートラップかあ、やるねえ明日美ちゃん」などと揶揄された明日美の何ともいえない表情。ひょっとしてこの男、鈍いのか?
それともその辺まで計算して明日美を利用しているのだろうか? などと勘繰ってしまう。

ところでさあ~、実は自分は西門という男があまり好きではないわけよ(オイ)

だってなあ、初対面(ではないが)で「どっかで会ったことある?」とかベタなナンパかましといて、実は「気づいてたよ、最初から」とか言って接近してくる男怖くねえ?
断りもなく写真撮って迷惑がられてもずうずうしく付きまとうとか、復讐に付き合うと言うわりに会うたびに説教かますとか、
さらに言ってることが「普通の29歳として当たりまえの幸せをつかむべきだ」とか「全部ひとりで背負うなよ。俺も半分引き受ける」とかクサいセリフだらけで、ええいあんたおっさんか! あの顔とあの声とあの体型でなかったらただのウザいおっさんか! と突っ込みたい。

無論、西門はあの顔とあの声とあの体型なので、世間様の反応は「西門カッコイイ」「オダギリカッコイイ」の嵐だ。
そうだこれがいわゆる「※ただしイケメンに限る」というヤツだ。
セクハラすれすれの「ハニトラ」発言だって、その後に「無理するな」とか付け加えるだけで女の子は「私のこと心配してくれてるの?(キュン)」と切なそうに見つめて終わるあたりさすがイケメンだ。
だが、少女マンガ的イケメンに用のないワシにとっては別に免罪符にはならんのだ。エロ刑事やエロテロリストに感じる「何やっても許せる」感が、西門にはないのだ(言いたい放題)

でも、それは、まだ西門が完全には手の内を明かしていないからかも知れない。

明日美の復讐に協力するという西門だが、「それが小山内先生への償いにもなると思う」と言いながらも、どこかやっていることはちぐはぐだ。
彼自身が手をくだした日向弁護士への攻撃は、本人が「これが俺の復讐」と言っているように、西門自身の復讐だった。
では磐台教授への復讐の手助けは?
先週「他人を巻き込むな」とか言ったその口で、今回は磐台ムスコを巻き込むことに反対していないどころかハニトラけしかけんばかりの勢いだ。まだ成功してないからなんともいえないが、磐台もまた西門を嵌めた復讐相手のひとりだという事を考えると、これもまた西門の復讐なのかもしれない。
そして今回、やけに密接に繋がってるっぽい有馬教授との関係。
どうやら妹のことで有馬教授とは何らかの因縁があるらしいことが示された。
西門の妹は病院で亡くなったらしい。有馬教授には何よりも大切な娘がいるらしい。
そして有馬教授は移植外科医‥‥あっ(笑)

最後、妹の話をして有馬教授から離れる西門の表情が実になんというか、
むしろ復讐鬼は西門なんじゃねえの?
みたいな想像をさせる。え、想像しない? 考えすぎ? 

140515-blog1.jpg

さらに救いのない予想をすると、西門が「味方」になってからの明日美の心の開き方が速すぎるので、こうなるとおそらくもう一度くらい西門が(裏切るとまでいかなくても)明日美と対立する展開があってしかるべき、とか思わないでもない。
おそらくは有馬教授に対する立ち位置で、ふたりが激突する展開が‥‥あって欲しいなー(笑)
もともとがダブル主演だった予定をオダギリの意向で変えたというからには、これは本来明日美ひとりの復讐劇ではなかったんじゃないかなー、とか何とか思っちゃうんだな。
色仕掛けにホイホイひっかかる ぼんくら 善人息子と身勝手に親友押し付けるウザい看護師との三角関係なんかどうでもいいからさあ。
って来週は栗山千秋が存在意義を発揮するらしいのでそれはまあ楽しみなんだが。
ぼんくら 善人息子も実はなくなった小山内先生や西門妹の死に何らかの関わりがあった、いや原因だったくらいの事はありそうな気がする。そのくらい豪華なキャストなんだもんなあ。

うん、共犯者として仲良くドリンクをやり取りする姿についニヤニヤしてしまいながらもこういう事考えてるんだからね。「復讐においては女は男より野蛮」だぜ(笑)

嵌められた日向が「借りは必ず返す」と西門を睨みつけるシーンはとても印象的だ(死んじゃったけど)。
「備えあれば憂いなし」と言いながら、その備えのせいで日向はあっさり命を落とした。その事自体が、復讐のさらに報復が、おそらく今後形を変えて西門や明日美に襲い掛かるだろうと感じさせる。
「復讐」という甘美な香りの猛毒は、タイトルに表されるように、それを行使する人間をも傷つける「棘」なのではないだろうか。

なんにしても、原作無しのオリジナル脚本のドラマは、こうやって先が読めなくてハラハラしたりワクワクできて、実に良いものだと思う。連続ドラマの醍醐味って本来こういうものだと思うんだ。

Comment

リセ says... ""
読ませていただき、いつもながら目からウロコでした!

私はどちらかというと爽やか系オダギリがイヤではなく、最初に西門のビジュアル見た時に「これはうれしい♡」と胸を高鳴らせたものです。‥ところが、その後いっこうに胸がきゅんきゅんしない。‥それどころか西門オダギリを見ていると妙にさめた気分になって盛り下がってしまう悲しい自分。

世間では「オダギリ格好良すぎる~」「アリスのオダギリに落ちた」的な盛り上がりを見せているのに何故わたしはこんなに白々した気分なの??と首をかしげつつ金曜の晩を過ごしていましたが、このたびroseさんの文章を読ませてもらってよくよくわかりました。(いつもこのパターンですみません)要するに私には自分の印象や感情を分析する術や言葉が欠如しているようで、いつもroseさんの解説よんで「ああそういうことか!やっと腑に落ちた、嬉しい」と喜んでいる次第。感謝です。

‥同じ爽やか系ビジュアルでも新島襄は(ちょっと天然すぎてイラっとくることはあっても)おおむね大好きだったのに、西門についてはまるで気持ちが入り込めない‥せっかくだから何とかして少しでも西門さんを好きになりたいと願う自分が情けないです。
2014.05.15 22:40 | URL | #- [edit]
rose says... ""
>リセさん
うわ、すばやい反応ありがとうございますw
ええそうなんです、襄先生や五代の爽やか系と西門とは若干違うように見えるんですよね。それは、たぶん西門の中にはっきり「闇」があって、それを爽やか演技で隠している、という役柄だからに思えるんです。
隠している闇を持ち出してからが西門の本領ではないかと、非常に期待してるんです。きっと好きになれるはず(笑)

世間様の好意的な評判はファン的にはとても嬉しいんですけどね。
それはオダギリ慣れしていない人たちがビジュアル見て素敵って言ってるのであって、もちろん外見への賛美は同意だけど私らそんなことでは満足できない身体になっちゃってるんですよーきっとー(冷静な分析w)
オダギリしか目に入ってない偏狭な感想で「解説」なんてものではありませんが、同意していただけて心強いです。ラストまで一緒に妄想しましょうね~。
2014.05.15 22:50 | URL | #4SZw2tfw [edit]
まるるり says... "うんうん"
むしろ1、2話までは味方なのかな〜って思ってたんですけど、3話以降どうにも信用できなくなってきました。これ、自分の復讐を明日美先生にやらせてるんじゃね?みたいな。実は西門こそ、明日美先生にハニトラを仕掛けてる張本人のような。西門ラスボスだったら、世間のオダギリカッコいい祭りが一気に「騙された!」「オダギリ酷い!」になるんですかね?世間一般の希望は明日美先生と西門のラブ決着なんだろうけどなあ。アリスは本当に色んな想像ができて面白いです。
2014.05.16 06:24 | URL | #- [edit]
rose says... "わははは"
>まるるりさん
なるほど西門ラスボス説は当初から流れてましたが、こうなってくるとぐぐっと現実味がw
ただ、後味悪い話にはならないだろうと思うんですよね。主演女優さんのインタビューとか見るに、基本は明日美の成長物語なわけだし。最終的には救いがあるはずで。
(しかしだからといって西門闇堕ちで自分ひとりで背負っていくので君は幸せになりなさいラストにならないとは言い切れないところが)

‥‥でもあとひとりいるんですよね、ラスボス候補が。
明日美と西門にカルテ送ってきた人物が‥‥。
ふたりで力をあわせてラスボス倒して欲しいな‥‥(´・ω・`)
2014.05.16 17:00 | URL | #4SZw2tfw [edit]

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