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「大川端探偵社」#10 代役二本立て!

Posted by Lazyrose on   2 comments   0 trackback

今回の「リバースエッジ大川端探偵社」はなんと豪華二本立てw
名画座とか、「東映まんがまつり」とかみたいだなあ、とワクワクしながら観たらほんとにそんな感じの異色二本立てだった。

「もらい乳」

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(クリックで倍サイズ)

世の男たちの乳房にかける意味不明なまでの執着は、畢竟、母性への渇望から来ているのかも知れない。
あの村木ですら何だかんだ邪険にしつつ、メグミちゃんに写真を撮れといわれたら胸撮ってるくらいだから(笑)これはもう遺伝子レベルの問題なんだろうな。

見たこともない母、覚えていない乳母への、孤独な依頼人が抱く狂おしい願いは、別の形で叶えられたわけだ。
「トロイメライ」のメロディをよすがにして。
自分は天涯孤独なんかじゃなかった。
血は繋がっていなくても、同じ思い出を持って育った乳兄妹がいたのだと。

本当にそれだけの話なのに、依頼人の心が救われたことが、観ている側にはっきりと伝わって泣けてくる。
冬枯れの桜の木の前で、尋ね人の死を知らされた依頼人の孤独を感じ、その娘との再会して号泣する彼にはらはらと舞う造花の桜の花びらに歓喜を感じる。
村木もメグミちゃんも良い仕事をしたなー。

昔はこんな風に、ご近所同士の助け合いとか普通にあったもんだよな。
自分も身体の弱い母親のかわりに隣家のおばさんに半分くらい育ててもらったなあ。と、なつかしく思った昭和世代。

「決闘代打ち」

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(クリックで倍サイズ)

一本目がほのぼの人情ドラマなら二本目は血湧き肉踊るアクションものと相場が決まっておる!
というわけで二本目は「アウトレイジ」全開! 出る役者出る役者無駄に豪華な日本のヤクザ映画を彩る名悪役がてんこ盛りでしかも決闘三本勝負だすげえ!
‥‥と思ったらこれもほのぼのだった(別の意味でw) っていうか爆笑コメディだった。

とにかく決闘の内容からして腹抱えた。
「先鋒 格闘家 VS 半グレ」
半グレ勝てるわけねえだろこれ体格違いすぎだろと思ったら脛払いのあと思いっきりボコボコにしてた。半グレの勝ち。
「中堅 薙刀の使い手 VS 忍術の使い手」
薙刀って! 忍術って! いつの時代の決闘だこれ、いるのかイマドキこんな人間いるのか! と笑ってるうちに薙刀美人の勝ち。
そして迎えた最終戦。

‥‥の判定役を頼まれた所長。
にこやかに「お宅の会長さんには世話になってるし、いいでしょう、お引き受けしましょう!」
と満面の笑顔で引き受けつつ村木に代役を振るw 所長鬼www
引きつった村木のアップのままCMに入り、次のシーンではいきなり完全防備www

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フルフェイスヘルメットにライオットシールドまで装着した村木無駄にカッコイイ!www
カッコイイのにへっぴり腰で可愛いwwww

そして
「最終戦 鎖鎌男 VS バズーカ男」

バズーカwww
バズーカってええええええ
酷い! ひどすぎるなにこれバズーカって対戦車ロケット発射器決闘に持ち込むなよ「飛び道具とは卑怯なり!」どころじゃねえだろ!
とか思ったのに鎖鎌が勝つところがこのドラマ。

ニヤリと笑ってブーメランで方向狂わせてさっくり片付ける鎖鎌ジジイ素敵! ていうか(見物に回ってたくせに)そのタイミングで勝負あったをかける所長素敵! でもやっぱヘタレ姿の村木が最高www

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ここまででもうわき腹が痙攣起こしかけているというのに、さらに爽やかに仲直りしたヤクザ同士がキャッキャウフフとかもう勘弁してくれ、深夜に大声で笑えねえんだよなんだよこのほのぼのヤクザドラマは。

まあ、そんな感じで、見ごたえのある二本立てだった。
「もらい乳」で泣けたし「決闘代打ち」では(フルフェイス完全防備の村木に)ニヤニヤしたし、二本立てなんて収まるのかあんなにCM多いのに、と心配したけどさらっとこなしてたなー。

欲を言えば(個人的には)「決闘代打ち」の方を長くして、もうちょっとこのオモロイ面々の戦いをくわしく観たかった。
というか、どちらもまるまる一本にして充分に楽しめる内容だった。
でも、これを短編二本立てにしたことで、いかに日本のドラマが間延びした水増し演出で保たせているかがよくわかった。無駄な引き伸ばしとかCMのあとで同じ映像が重なるとかくどい説明とか意味の無いカットとかとか。
その気になればこんだけ削って、しかもそれでも演出効果のためのスローモーション映像まで入れられるのだなあと。

ところでこの二話がセットである事が納得いかない人もいるらしい。
「もらい乳」と「決闘代討ち」はまったく異なる種類の話だからこそ二本立てにする意味があると思うんだが。
あえていうなら両方とも「代役」つながりってことかなーと思ったけども。
なにがしかの共通項がありながらまったく違う作品を両方観られる。
基本的には二本立てってそういうものでしょ? この「こっちもあるけどあっちもあり」的なお得感がいいんでしょ? 番組構成まで昭和表現とかすげえよなーと、私なんかは思ったが。
シネコン世代だとピンとこないのかなあ。

Comment

sannzi says... "2本立て"
そう言えば昭和の頃の映画は2本立てが当たり前でしたね。
今のシネコンは必ず座ってゆっくり見られるから良い事は良いけど、内容的に(時間的にではなく)ちょっと物足りない映画もあります。

と言う訳で大川端ですが、見た感じでは、時間もいつもの2本分なのではと思ってしまいました。
でも一本分の時間であの2本を作ってしまったのですね、エライ<(`^´)>!←エラソウ~
シネコン用にやたら時間を長くした映画より、よほど面白かったです。
何かで映画を飽きずに見る限界は1時間40分位だと読んだ事が有りましたが、自分もそう思っています。

1本目は不覚にも涙してしまいました、よもや大川端で涙しようとは・・・
2本目は文句なしの娯楽大作でしたね、時間の短さを全く感じさせなかったです。
半グレが一番面白いキャスティングでした、半グレに関わらず他のキャラ達も、きっと格闘ゲームのオマージュですね。
薙刀美人はやたらかっこ良かったですが、その道(どの道だ?)では有名人なのかも。

でもそれでも主役はやっぱり可愛そうな村木でした(^^
海千山千の所長の前では、飄々居眠り村木さんも形無しです。
2014.07.05 22:43 | URL | #u2lyCPR2 [edit]
rose says... "お得ですw"
>sannziさん
名画座育ちの人間にとってはあの猥雑な空気と二本立て三本立てってのが映画の基本ですねー(笑)
シネコンが悪いってわけじゃないんですが、やはりあの一本終わって次の上映待ちのけだるい興奮状態が懐かしいです。

一話ぶんの尺に二本詰め込んだ! って感じがしないところが凄いですねえ。それぞれの話で余韻にひたる余裕すらありました。
爆笑ヤクザコメディ面白かったですねえ。格闘ゲームってやったことないけど、ああいうノリなんでしょうか。ちょっとやってみたいかもw

この絵を作るためだけに、RMPでビリーさんのM4バイクスーツを買いました(笑)結構使い勝手いいわ‥‥さすがビリーさん。
2014.07.06 01:36 | URL | #4SZw2tfw [edit]

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