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だるまさんが七転八倒

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NHKが8月22日から放映するテレビドラマ三部作「経世済民の男」
その第一弾となるのが「高橋是清」主演オダギリジョー!
8月22日(土)・8月29日(土)21:00から2週連続放映。
ついでにいうと8月22日は19:00からBSフジ「旅する音楽」キューバ編が放映される!
さらに8月29日は「劇場版 S -最後の警官-」の公開初日だったりする!

いよいよ夏のオダギリ祭り開幕だ!

さて、高橋是清といえば、そう、かの第20代内閣総理大臣、というより6回も大蔵大臣やって世界恐慌の大混乱から日本経済を世界最速で脱出させた男、といった方がよろしかろう。

しかし自分の中では是清卿といえば、
藩命で留学したはいいが、うっかり奴隷に売られて辛酸を舐めまくった男。
ふつう言葉もわからない異国で奴隷に売られりゃそのまま歴史の海の藻屑となりそうなものなのに、どん底から力づくで這い上がり(森有礼のおかげで)帰国。
しかし明治維新で賊軍となった仙台藩消滅、天涯孤独で無一文。
(またもや森有礼のおかげで)英語教師になったはいいが芸者に溺れてヒモ生活。
(さらに森有礼のおかげで)文部省の役人になったはいいが相場詐欺に遭ってまたもや無一文。
でも(森有礼のおかげで)専売特許所長になって特許制度を作ったりとだいぶ盛り返したのに、なんとここで守護天使・森有礼暗殺。
案の定今度はペルーの鉱山詐欺に遭って失敗して無一文。
ほうほうのていで帰国後、さすがにこのままではいかんと思ったらしい「丁稚奉公からやり直す!」と叫んでなぜか銀行家として成功して日銀副総裁にのし上がり、気付けば日露戦争で英国投資家をだまくらかして戦費をもぎとり、そんなこんなで国会議員、大蔵大臣、総理大臣と駆け上がったものの政治家というより大蔵省の神的扱いで何度も隠居しようとしたのに金融恐慌がおきては蔵相を押し付けられ、そのたびに日本を立ち直らせた男。

でも最期は軍部の無茶な要求を「そんな金は日本にねえ!」とつっぱねて2.26事件で暗殺されてしまったという、いやはやまったくもって経世済民(経済)に振り回されつづけた男。

その是清をオダギリが演じるのか、そうか、オダギリが‥‥

(‥‥なんでオダギリがダルマなんじゃい) ←心の声

あ、どうやら公式の予告によればダルマ宰相のあだ名は(見た目ではなく)「何度転んでも何かを掴んで起き上がる」という不屈の信念から、という解釈らしいです。
ちょっと苦しいですが確かに前述したように是清様は何度も何度も何度も酷い目に遭いながら、常にもっと良い未来を実現してきた方なのです。
しかし経済で日本を作った男というよりはむしろ「日本一の破産大王」という方がむにゃむにゃ‥‥

まあそんな「見た目も性格も対極にある」(とオダギリ本人が語る)高橋是清を、オダギリが一体どのように演じてくれるのか非常に楽しみでならない。

高橋是清の前半生はどことなく同時代の新島襄先生とかぶるものがあって、(今度は密航じゃなくて官費留学だけどね!)(でも奴隷に売られちゃうけどね!)はたして「八重の桜」の襄先生とどのように違うかあたりも楽しみだ。


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是清の世話をしまくった森有礼を、「新撰組!」で伊東甲子太郎&「龍馬伝」で桂小五郎(木戸孝允)だった谷原さんが演じるというのも、大河視聴者としてはなんだか嬉しい。谷原木戸に嫌われる谷原森無礼ww
何しろ森は襄先生とも交友があったから、「あーこの頃襄先生は~」などと「八重の桜」まで出てきて混乱しそうだけどw

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