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「第10回和風展」その1 ついにリベンジ成功

Posted by Lazyrose on   2 comments   0 trackback

恒例「和風展」3月から開催しております(遅えよ)

Wafu10M.jpg

まあ、なんだ、とりあえず今回最大の事件はこの女帝ペンギン様が初日投稿だった件ではないかと自負している。
毎年毎年なぜか最終投稿ドベ常連のワタクシが初日投稿しかも3番目というのがジャパンPoser界においていかなる大事件なのかは、拙作「高尾」のコメント欄をご覧いただければおわかりになるかと、

roseやればできる子!<(`ー´)>エッヘン!

てなわけでそんな鼻高々な(笑)投稿作についての言い訳をいくつか。

お気づきになった方もあるかと思うが、今回は「ホトトギスしばり」の三連作だったりする。
俳句・和歌でよく取り上げられるホトトギスだが、自分が好きな人物と絡めるとなると意外と使える句が少ない。普通に最初に浮かぶのは「鳴かぬなら‥‥」で始まる信長・秀吉・家康のアレだが、これは「甲子夜話」で三武将の性格を喩えるために後世作られたものであって彼らの作ではない。
といって正岡子規は絵にしたい対象ではない。

ところでホトトギスというと初夏、そしてどことなく不吉な句が多い。
これは夜にも鳴くことから冥土に通う鳥だといわれたからだとか、蜀の望帝が死してホトトギスと化したという逸話があるとか、その辺から来ているのだろう。江戸の昔からホトトギスの声を「鳴いて血を吐く」と表現したし、厠で聴いたら不吉が起こるといわれたりしていたらしい。喀血したノボさんが自らを子規(ホトトギス)と号したのもそこを結びつけたのだろう。

どうせなら縁起悪いシリーズで行ってやろうと思い(おい)最初に選んだのは吉原の名高い二代目高尾太夫の作。

「高尾」
160405-blog2.jpg

うろ覚えだが「今朝の御別れ なみのうえ御帰路 御首尾いかがあんじ候 わすれねばこそおもひ出さず」という手紙が蜀山人の著にあって、そこに添えられた句だ。
単純に読むなら後朝(きぬぎぬ)の別れの後に、想い人が今どこで何をしているのかという切ない思いを読んだ歌で、恋歌といえばそうなんだが、どうもそれだけと思いにくいのが、この「想い人」といわれているのが仙台藩主・伊達綱宗という点。

高尾太夫に恋焦がれたあげくその体重と同じ重さの金を積んで身請けしたという、巷説ではバカ殿のジャンルに入る殿様だ。実は身請けされた高尾はこの綱宗に、屋形船から大川に吊るされて斬り殺されてしまう。
遊女といってもこの時代の花魁ともなるとその格式は高く、大名家の息女と比肩するほどの学識、茶道・立花・香道から琴や鼓といった芸能に通じた一流の女性だ。気位の高さもハンパではない。
そんな高尾にとって金積んで花魁買うような田舎大名が心中立て(こころなかだて)するような相手とは思えない。

と、いうような憶測から巷ではこの歌は伊達公に宛てたものではなく、彼女には心底惚れた恋人がいたのだ、という説がまことしやかに流れている。綱宗に斬り殺されたという経緯が不明な点がこういうロマンティックなストーリーを生んだのだろう。

話が長くなったが、そんなわけでこの句。
実は最初高尾太夫その人を描こうと思って花魁衣裳まで用意したのだが、江戸時代初期の花魁衣裳は後世のそれとはちょっと違うし、「絶世の美女」は第2作で使用するつもりだったこともあり、「そんな高尾に思われていた色男」の方に変更。

ちなみにここで出てくる「駒形」は大川の渡船場(現在の隅田川の駒形橋あたり)。ここに渡し舟があって、駒形の渡しが両岸をつないでいたらしいので、おそらく「想い人」は猪舟か屋形船で吉原に通っていたのだろう。
‥‥と思われるがそれではつまんないのでいっそ船頭だったということに(無理すぎw)

いや、名の知れた渡しの船頭さんてのは稼ぎもよくてイナセで伊達男の代名詞、そりゃあモテたんですからね!

とりあえず伊達男にはhoneyさんのM3おはしょり着物。これを着せれば間違いなくイカした男前になるんだぜ。
しかし頂き物頼りってのも何なんで、ついでにちょいと歌舞いた感じにしようと、派手めのテクスチャを作成。

160405-blog3.jpg

作品はモノトーンぽく彩度を落としているが、実際は金ピカのド派手な柄模様だったりするw
ついでにほとんど映っていないが一応前身頃。

160405-blog4.jpg

あちこち破綻してるのはM4に無理やりM3着物を着せているからだ。
そんで手ぬぐいを被せたいのだが、ほどよい手ぬぐいpropなんてものはない。頬かむりだとちょっとどじょうすくいとか野良仕事のイメージがあるので(笑)、ふんわり色っぽく被せたい。
しょうがないからタオルpropをDC化してみた。

160405-blog5.jpg

うまく丁髷にひっかけるのに多少シミュレーションを繰り返したものの、さすがに一枚布だと思った通りになってくれて一安心。

そんなこんなで第1作「高尾」はイカした船頭さん主役。
正体はこの人。
160405-blog1.jpg

「何がなんでも初日に投稿してやる」
というほとんど執念で3月1日にぶっこんだ。なんと2月の初めから作画にかかっていた(笑)
ほめてくれ!

(どうもこの時代の吉原関係の話になると話がとまらん。相当はしょったのだが長くなったので残り2作の話は分ける)

Comment

HONEY says... "おぉぉぉ"
すばらしい。というか、江戸初期とか元吉原のことに興味を持ってくださるのもウレシイ。。
拙作を使っていただいてありがとうございます。そうだね、M4用も出さなくちゃいけないよねーといいながら、自分でもツールでいい加減にコンバートしてM4に適用してたりします。

派手めテクスチャも美しい。まあ、風俗自体は江戸後期のもんだけど、雰囲気的にぴったりです。
いつもながらroseさんの美意識に脱帽です。
2016.04.06 11:32 | URL | #- [edit]
rose says... "拝んでおりますぞ!"
>HONEYさん
いつもいつも素敵衣裳&小道具を使わせていただいて有難うございます!2作目もHONEY作品丸出しでございます!
M4にM3服着せるのはぶっちゃけコンバートしなくてもジョイントエディタでぐりぐりやればナントカなるというKyotaro方式でしのげると解りましたのでノープロブレムです。適当な使い方しちゃって申し訳ないと恐縮しつつ、そう言っていただけて安心しました。裾はしょりなんか自分じゃ百年かかったって無理だもん、HONEY様頼りです、ありがたや。

自分は江戸中期後期より戦国~江戸初期の方が好きなんですよねえ。特に元吉原は廓の造りから女郎さんのシステムからじつに興味津々なんですが、Poserで再現するにはやはりモデリングの能力がないと無理だなと。つくづくHONEYさんの凄さが身に沁みます。
仰るとおり船頭さんの風俗は後期のものでして、やはりHONEYさんにはバレますね。初期の頃の傾奇者の資料が足りなかったんです。どーしよーかなーと悩んだのですが、そこはホレ歌舞伎と同じで見栄え重視、時代考証は後世のもの適用というのもありかなとか(笑)お目こぼしくださいまし。
2016.04.06 12:26 | URL | #4SZw2tfw [edit]

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