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「重版出来!」#1 良すぎて困惑するファン心理とは

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うーむ、隙がない。どこをとってもクサすところがない。

オリンピックを目指してケガで挫折した元柔道家の女子が、出版社に就職。
面接では知らずに社長に背負い投げをかまし(笑)女の子なのに汗臭いおっさんだらけの週刊雑誌編集部に配属されるも、持ち前のまっすぐな心と体育会系ポジティブ言動で、周囲を巻き込みつつ編集者として成長していく――。

まずこの「ひたむきな主人公がさまざまなトラブルを乗り越え周囲も自分も成長していく」という体育会系王道展開なストーリーだ。
その原作を活かしてさらにわかりやすくアレンジした良脚本。
業界ものというだけで充分に楽しめる上に、主演の黒木華ちゃんはもとより、個性的な脇役からゲストまでずずずいーっと実力派演技派個性派ぞろいのキャスティング。
作中で使用されるマンガはコミック界の第一線の漫画家さんたちがマジで描いてるわ、公式アカウントにとどまらず書店さんから出版社、漫画家さんたちまで各界こぞって愛の応援ツイートしてるわ。

いやはやまったく「良いドラマ」の見本のようなドラマで、ひとまず安堵した。

しかしだな、常日頃「これはいかがなものか」「アレはねーわ」と賛否両論になりがちなドラマに
そりゃここはちょっとアレかもだけどこんなに良い部分があるんだし頑張ってるしっていうか黙ってオダギリ見てろ
みたいな論調の感想を書いている自分としては、何を擁護する必要もなく、メディアからも一般視聴者からも絶賛されている好評ドラマなんて‥‥

‥‥なんか感想書きづらい‥‥(笑)

き、気を取り直して。
オダギリ演じる有能な副編集長・五百旗頭(いおきべ)敬様、かなりのいい男枠らしい。
サクサク仕事をこなす傍ら新人教育、心ちゃんの漠然とした「編集者とはなんですか?」質問にも動じず、熱くなるでもなく冷たく突き放すこともなく、個性派変人揃いの作家からも同僚編集者からも無言で信頼され、熱血上司の無茶振りにも淡々と応えるタイプ。しかもなんか社長と仲良ししている重要ポジションぽい。
それがあのルックスで、しかもメガネ男子ときたもんだ。
「オダギリジョーのかっこよさに今更気づいた!」
「オダジョーかっこ良すぎて五代様ロスどっか行った!」←シャレか?
「萌え死んだ!」
などと荒れ狂うwebの反応の中には「こんな上司が欲しい!」というものも多く、

160415-blog2.jpg
いねえよこんな上司! っていうかそれ以前にこんな男前編集者いねえええええ!(血の叫び)


(‥‥ハアハア)(落ち着け自分)そんな五百旗頭に降って湧いた災難が、担当に配属されたばかりの「三蔵山先生原稿引き上げ事件」。
クールで有能な先輩編集者のハイレベルかつ原点回帰な苦悩。表に出さない後悔と責任感。それでいてなじみの小料理屋では当然のように常連席で女将に心情吐露してる、大人の男の色気がうんたらかんたら(あまりにも普通に素敵すぎて説明する気がうせるわ)

とりあえず、
まさか初回からオダギリの土下座が拝めるとは思いませんでした。

でもこんな良いことずくめでは語ることがないではないか!
(‥‥なんだろうこの面倒くさいオダギリファン心理)

まあ「五百旗頭素敵」には完全同意だが、それよりストーリー的に三蔵山先生の苦悩が心に刺さりすぎてそっちの方が視聴後ぐるぐると頭を駆け巡る。

絵のバランスが崩れていることに気付かずに描いていた。
でもそれよりもショックだったのは、マンガを通して伝えてきたつもりだった「人間は尊く美しく優しさこそが強さなんだ」という思いがまったく届いていなかったこと。
読者にも、ずっと近くにいたアシスタントにさえも。

がっくりとうなだれる三蔵山先生@小日向さんの姿にわしゃもう胸が苦しくて苦しくて(´;ω;`)

作り手という人種は孤独だ。
劇中でも言われていたが、どんなジャンルのどんな作品でも、結局は自分の創造力を掻きたて、肉体に鞭打ち、最後は自分の責任において世に発表するしかない。
そうして心身を削って発表した作品を平気で土足で踏みつけるような事をされて、でも三蔵山先生は、作品を踏みつけられた事よりも、作品を踏みつけるような人達の心を嘆いているのだ。

実際に放映後、何人かのクリエイターが、三蔵山先生に自分を重ね、心を傷めていた。
こういう人たちは他を責める前に自分を責めてしまうんだ。
自分は何の努力もせず、ふんぞり返って誰かを批判していい気になっているような輩の心無い言葉にも、「情けない」と自分の不甲斐なさを責めてしまうんだよ。

そんな大御所の折れた心を救ったのは、新米編集者の心ちゃんのまっすぐな気持ちと、そして三蔵山先生の言葉をきちんと受け取っていた元アシスタント達の「尊く美しく優しい」強さだったわけだが。
個人的に、もいっちょ付け加えると、連日通い続け、三蔵山先生の心に添おうとした五百旗頭の誠実な対応もあったと思う。
だって三蔵山先生も言ってたけど、五百旗頭さんは悪くないよね。前の編集の尻拭いだよね。でも、それでも彼が後悔し、謝罪するのは、自分自身を責めていたのだと思う、編集者として。

「こうなる前に何とかできなかったのかな」という彼の言葉は、
「巨匠なのに手のかからない作家」
そう捉えていた自分の失態を責めているのだろう。
だからこそ、心ちゃんが「三蔵山先生、復活できるかも知れません」と呟いた時、「新米ごときが」とぞんざいに扱う壬生を押しのけて彼女の発言に食いついたのだろう。

あの瞬間の五百旗頭は、
160415-blog1b.jpg
こんな感じだったw

そう、編集は作家を守らなくてはいけないんだ。
誰かが寄り添って、気持ちをわかってくれる事が、彼らにとって何よりの救いになるのだ。


‥‥でも、編集者の心は誰も守ってくれないので(T_T)
ぜひともそこのところを、心ちゃんを通して今後描いて欲しいと思う。

ところで五百旗頭さんといえばそのシャツのバリエーションが注目されている。
当方で確認したところ、第1話ですでに8種類のシャツが使用されていて、メガネ、髪型とあわせてこの先さらなるファッション展開が予想され、
さすが日本芸能界におけるおしゃれ番長オダギリジョー!
毎回毎回シャツのテクスチャを作る方の身にもなってくれ‥‥(´;ω;`)

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